(葉月壱拾弐日) 座忘  

静坐をして心を静め、自分の取り巻く現前の世界を忘れること。と広辞苑では「座忘」を説明している。

総選挙が終わり、皆が賛成した郵政民営化だが、時として賛成が多いことは必ずしも正しくなく、間違えることが多い。小泉が勝ったのはやはり、郵政民営化だけという他の問題を切り捨てたことにある。捨てることは計差できるが、岡田代表はその争点に足し算をしていった。これでは計算はできない。自分の言葉ではなく、マニフェストを読めといわれた国民はついていけなかった。TVメディアによる白痴化に慣らされた国民は文章など読まなかった。しかし、座忘。過去を捨てることは痛みを伴うものだが、自分が関係ないと思えば、それで良いという風潮を岡田代表は真面目すぎて感じ取れなかったのだ。

後継人事で民主党は自民党以上に寄せ集めなのだから、またもめるかも知れない。やはり問題は小沢一郎だろう。この男に説明責任という言葉はない。かき回すだけかき回して、その後は知りませんというのは、新進党、自由党と名を変えてきた遍歴の中でも明らかである。立候補しそうな前原は小沢を捨てることから計算できるかもしれない。足し算ではなく引き算をすれば勝負に勝てるのだ。小泉自民のように。
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