(葉月壱拾参日) リカバリジャパン  

今日のフジサンケイビジネスアイに面白い会社が紹介されていた。「敷金取戻し隊」という組織を作って賃貸物件の敷金の返還交渉を代行しようという会社である。これが「リカバリジャパン」

東京から関西に転勤したサラリーマンにとって、アッと驚くのは敷金の異常な高さと敷引というわけの分からない制度である。たいたい、6か月分の家賃を請求され、さらにそのうち半分くらいが敷引というのが普通だろう。

そもそも入居時に支払う敷金や保証金は、家賃滞納の担保として預けた金であり、決して原状回復のために使われるものではない。国土交通省のガイドラインでもそう定めてある。しかし、個人が経験豊富な家主や管理会社と真正面から対抗するのはなかなか難しい。さらに弁護士に頼むとその費用からいって、何のために訴えるのか分からなくなってしまう。

ところがこの会社、料金52500円でこの仕事を請け負うというのだ。この会社10数年前にあればよかったなあ。当時子供の小さかった私達が引越しする際、法外な原状回復費を長谷工子会社の管理会社から請求された。当時間に入ってくれた地元の不動産屋でさえ、その金額はあまりにひどいといったものだった。

しかし、よく考えるとこの敷金トラブルが賃貸ニーズを減らしているともいえる、一度でもそんなトラブルを経験すれば、マイホームを買う側に回る可能性が高くなる。自分で自分の首を締めて、平気な業界もお笑いものである。
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