(長月廿九日) 不易流行   

不易流行とは、俳人松尾芭蕉が残した言葉である。「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」即ち「不変の真理を知らなければ基礎が確立せず、変化を知らなければ新たな進展がない」、しかも「その本は一つなり」即ち「両者の根本は一つ」であるというものである。

「不易」は変わらないこと、即ちどんなに世の中が変化し状況が変わっても絶対に変わらないもの、変えてはいけないものということで、「不変の真理」を意味する。逆に、「流行」は変わるもの、社会や状況の変化に従ってどんどん変わっていくもの、あるいは変えていかなければならないもののことである。「不易流行」は俳諧に対して説かれた概念であるが、学問や文化や人間形成、そしてビジネスにも当てはめることができる。

森羅万象は時々刻々変化即ち「流行」する。先人達はその中から「不易」即ち「不変の真理」を抽出してきた。その「不易」を基礎として、刻々と「流行」する森羅万象を捉えることにより、その中から「不易」が抽出されていった。「不易」は「流行」の中にあり「流行」が「不易」を生み出す、この「不易流行」システムによって学問や文化が発展してきたし、一人ひとりの人間も「不易」と「流行」の狭間で成長しているはずである。

株式相場で一部の銘柄が人気化してくると、いつの間にか「不易」を忘れてしまい、「流行」に走ってしまう。その結果は砂上の楼閣となりかねない。一過性の出来事である「流行」に惑わされて投資するのではなく、企業が事業で利益を挙げ続けることができるかという「不易」を重要視するのは当然だが、一過性の出来事である「流行」に全く意味がないわけではない。「流行」のなかに何を見出すかという眼力、目利きが要求される所以である。情報が溢れる現代社会を生き抜いていくにも、この目利きを基にした「不易」をいかに投資家が見出すか、そこに市場で勝利する手段が得られるのである。
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(長月廿八日) グッバイ エッジ  

東京時代に本格的にパソコンを始めて以来、通信手段としてPHSにはお世話になってきた。しかし、最近は携帯がほとんど済ませてくれることもあり、PCを持ち歩くこともなくなり、広島でもこの前帰ったときにPCを新たに購入したので、この機会に長い間お世話になったエッジを解約することにした。また、それに伴い、Plalaも退会することにした。まあ、月に両方で3000円ぐらいかかっていたので、この分は広島のADSLに充当することになるわけだ。

しかし、このPHSの解約でなぜか解約手数料なるものを取られてしまった。年間割引の途中期間なので、それに対する違約金ということらしい。解約を申し込んだ時にもめたのだが、面倒になったので支払うことにした。いまだに釈然とはしていないのだが。ははは。

これで西宮ではケーブル、広島ではADSL、後は会社と携帯。以上4つのアドレスがあれば十分だろう。ただし、最近会社は外部とのメールがチェックされるので、プライベートは使用せず。どこへ行くにもPCを持参していたことを考えれば、今は携帯を持っていれば何とかなるのは楽だけど、老眼になればこの携帯の画面、ちょっと辛いのだ。
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(長月廿七日) FP継続教育セミナー  

またまた週末の雨である。本当に鬱陶しいが今日は西梅田の毎日新聞ビルのオーバルホールでFPの継続教育セミナーがおこなわれるので、雨の中を駅まで歩いて大阪駅に向かう。薄着のせいか少々寒さが気になる。まだ午前9時台ということで人通りは少ない。村上ファンドの買占めで一躍注目されている阪神電鉄の西梅田開発地区のハービスエントを過ぎると、毎日新聞ビルが見えてきた。早速受付を済ませ席に着くが、空調がちょっぴり冷房気味?案の定寒気がして午前中は頭痛気味。さらにスピーカーが席の真ん前で耳が痛くなるほどで、これが頭痛の原因かも。全くもって会場設定の拙さが目立つ。そんなことで講師の話は全く聞かず、読みかけの文庫本を読んだりしていたが、気がつけばうとうとと睡魔が襲う。

AFPは二年間の間に3コース15単位以上を履修しないと継続できない。そのためにはFPジャーナルという月刊誌での問題集を解答するというのが王道なのだが、金で片付くのであれば私はこの継続教育セミナーの出席で単位獲得に励んできた。今日は午前午後のそれぞれ2時間で4単位を取得できるので、これでめでたく15単位と相成った。AFPの資格獲得が昨年の12月なので一年の余裕を持って継続に必要な単位は取ったわけだが、一単位あたりのコストは1000円である。15単位で15000円というのは高いか安いか。しかし、気になるのはFP協会の会計処理である。具体的な決算を見たこともないし、どうなっているのかなあ。

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(長月廿六日) リバウンド  

昨年のヘルニア手術から春先にかけ、一時は83キロ台まで落ちていた体重が最近90キロをしばしば上回っている。原因はもちろんカロリーの過剰摂取である、というかに飲みすぎである。といいながらこの業界の先輩から声がかかると、ほいほいと出かけていって、今日も高カロリー生活だ。いかんいかん。でもたまに会う知人との対話で、ほどよいアルコールは欠かせないのも事実。今日は天五商店街の寿司の「長谷川」で美味いものをつついて、しばし至福の時を過ごす。しかし、この長谷川は中央卸売市場内の店で修行していただけに、味のかんどころをよく知っている。素材のよさを引き立てる一工夫がうれしい。それにしても今日のタイラギの美味さは格別。一層酒がすすんで、あっという間に焼酎のボトルが空になってしまった。

それではということで、近くのキッチンアトリエで久しぶりに二人でカラオケ。このお店、以前紹介した「さなえ」の旦那がやっている店で、私がカラオケ屋以外でマイクを握るのはこの店だけである。(あ、この間いった新地のクラブの個室は別ですが、ははは)マスターが覚えたい歌の指南役になってくれて、ワンポイントアドバイスをしてくれるのがこの店に来る理由でもある。またの再会を約束して家路に向かうため、駅までタクシーを拾うが、これが週末の混雑で大渋滞。なかなか到着しないのは運転手がルートを間違えたのもあるが(ちょっとキレました。)ようやく大阪も景気が回復した証拠かもしれませんな。
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(長月廿五日) 記者の錯覚  

一年前に新装になった大阪証券取引所は少々わかりづらい。ヘラクレスクラブから大証セミナーの案内があって、今回のテーマは「上手にマスコミとつきあう」。日経の記者が講演者だったのだが、新聞記者としての甘さが目立ち、些かゲンナリ。常に自分達が記事を書いてやっているだから、協力するのは当たり前じゃないかと堂々といわれるとねえ。改革改革と世間はいうけど、一番遅れているのはこうしたメディアである。だからこそフジテレビや今回のTBSなど脇の甘さを突かれて、あたふたとさせられるのである。まさしくご臨終メディアである。

今回のセミナーでは各社の広報担当者が数多く出席したようだ。女性の姿が多かったのも新鮮でした。しかし、そのマニュアル的な日経記者に対しての質問はいかがなものか。自分達が反対の立場なのだから、もう少しわかりやすい質問をすればいいものを、わざと難しくさせているようで、その会社の広報のあり方というものが伺えるものだった。風通しのいい会社というのは会社のなかだけでなく、外の社会との関係をいかに上手くするかということにかかっているのではないか。
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(長月廿四日) 四タテ  

阪神の日本シリーズは今日から始まったようなゲームだった。それまで10点ばかり取られていたから、コマネチシリーズともいうべきだったが、クローザーの小林雅もあのホークスとの第三戦の大逆転負けでの屈辱をばねに1点差をしのいで歓喜の胴上げとなった。受けて立った岡田阪神は全く試合をさせてもらえなかった。短期決戦の怖さでもある。しびれたプレーオフを経験し、シリーズを楽しんでいる千葉ロッテを見ていると、阪神が四連勝して逆転するなどという妄想さえも浮かばなかった。先日も云ったが、阪神はもともと先行逃げ切り型であり、諦めの早いチームでもあった。ダメ虎復活ともいうべき光景を目にして、関西のトラキチも不満をぶつける気力もなく、街は静かにふけていった。

深夜のインタビューで気がついたのだが、バレンタイン監督は日本語がよく分かっている。記者が質問すると通訳が言う前に答え始めている。さすがに日本語で答えるにはいかないのだろうが、その国の言葉を理解しようとする努力が選手の掌握につながっている気がした。しかし、パリーグの選手らしくインタビュー慣れしていないところが、初々しくて好感度を増す。個性的な選手が多いのも試合で結果を求められるプロとしては当然だろうが、世間の注目がパリーグに集まれば、昨年のドタバタ劇のような統合問題もなくなるだろう。金をかければ日本一になれるものではないということを証明したことが痛快である。
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(長月廿参日) キラーストリート  

サザンのアルバム「キラーストリート」が好調に売れているようだ。アルバムとしては7年ぶりというと少し意外感もあるが、ファンにとっては待ちに待ったものだろう。夏の海を舞台にしたお得意のラブソングもあれば、モラル不在の現代ニッポンを嘆いたものもある。多種雑種ともいうべきこのアルバムは来年50歳を迎える桑田圭祐にとって、バンドの原点に戻ったという手ごたえもあるのではないだろうか。

あのピンクレディとデビューが同じといえば、その息の長さが知れる。その歴史の中では山もあれば谷もあった。年を重ねるたびに次の山を目指す彼らの動きは同年代の私には勇気づけられるものだ。新作を引っさげて全国ツアーではファンを虜にするのだろうが、先日の大阪公演のチケット販売では開始スタートから電話をかけまくったが、全く通じずゲットできず。相変わらずの人気者である。
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