(長月四日 八専終) LEGACY  

夕方、トヨタと富士重工(スバル)の提携が情報ベンダーで流されていた。王者GMの屋台骨が揺らぐなか、世界最強の自動車メーカー、トヨタの根回しはグローバル規模となっている。スバルの大株主GMの苦境をトヨタとしての精一杯のサポートとも云うべき今回の資本提携は、いかにも気配りのトヨタらしい。日産の関連会社だった富士重工がGMの資本を受け入れてからかなり経つが、これといったシナジー効果はなかったようだ。GMの自滅とも云うべき収益の落ち込みは、もちろん販売力の差もあるだろうが、GMの足腰を弱めたのは強力な労働組合との交渉で負担しつづけている年金や医療コストの増大である。これを「legacy cost」という。ん?LEGACY?スバルの旗艦車ではないか。皮肉な話である。
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