(長月廿日) コールドゲーム  

8年ぶりの屋根なし球場の開催となった日本シリーズは、千葉ロッテがプレーオフの勢いのまま第一戦を大差で勝利した。しかし中継で見ていたが、だんだんと靄がかかっているのが気になっていた。案の定、7回裏のロッテの攻撃でホームランが連発したところで、打球の行方がわからなくなり、テレビカメラも捉えきれない。ここで、審判団が選手を引き上げさせ、濃霧で中断という前代未聞の状態となった。通常雨の場合だと30分程度様子を見て再開するかどうか決めるのだが、霧ということでどうなるのかと思ってみていたが、霧が晴れる気配もなく、コールドゲーム。まあ、大差でリードされていただけに阪神ファンも納得の試合終了なのだろうが、これが僅差の試合であれば、大もめになったに違いない。

しかし、阪神井川はここ一番という試合で今年は粘りがなく、ファンの期待を裏切ってきたが、この大事な緒戦も同点に追いついたその裏にあっという間に勝ち越されてしまった。紳士協定ということで、今回のシリーズは予告先発制になっている。人のいい岡田がバレンタインに先に言われてしまって、受けて立ってしまったことが、今シリーズのロッテの術中に嵌ったしまった感がある。ロッテのあの打順効果を封じるために予告先発というのは、いかにも分が悪い。

さて、今日のことをきっぱり忘れて明日の試合に勝って、甲子園に戻れることが阪神日本一への条件だろう。昔から阪神は先行逃げ切り型で結構負ける時はあっさりしている。明日はあの下手投げの渡辺だけに、阪神にとって明日が正念場だ。しかし、パリーグのプレーオフ制度は試合感の有無という選手にとって最重要事項で、パリーグのチームに有利に働くことは昨年の西武をみても明らかである。
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