(神無月九日) サラリーマンの夢  

アマ名人やアマ王将としてその世界では知られていた横浜のサラリーマン瀬川晶司氏がプロ編入試験に見事合格した。6番勝負の真剣勝負に3勝するという実に厳しい狭き門だった。戦後初の快挙、たしかにそうなんだが、将棋界の極端な閉鎖性というものも問題である。26歳までに4段にならなければ、奨励会を退会しなければならないという伝統は伝統して、止むを得ないのかもしれないが、奨励会から以外はプロ入りを認めないというのもどうかと思う。

このプロへの挑戦はサラリーマンの夢ということで、マスコミに取り上げられたが、サラリーマンとはそんなにも苦しい仕事なのだろうか。はたまた逆に、そんなにも安定が保証された収入システムなのだろうか。

しかし、好きなことを仕事にするということは楽しいことだろうか。「好きなことを持っている人」と「好きなことを仕事にしている人」の割合というものはどのくらいだろう。前者はほぼ100%だろうし、後者は10%ぐらいかな。でも今の仕事をやめたいと思った事はないという人はほとんど皆無ではないか。私の経験上、一度もないという人には会っていないのだから。
0




AutoPage最新お知らせ