(神無月壱拾六日) 国立と私立の差  

子息が大学に行く場合、できれば費用のかからない国立に行ってほしいと思うのは親御さんの偽らざる気持ちである。ところが、それは授業料に限られた話になっているようだ。2004年度に国立大学の入学料は282,000円、私立は279,800円になったようで、私が大学に入学した30年前には、国立9万円、私立10万円だったことを考えると、隔世の感がある。

しかし、デフレの時代が続いているというのが世間の常識だろうが、教育費だけはインフレが続いていることは、子を持つ親にはたまったものではない。文系理系の差があるのでなんともいえないが、私立大学の年間平均授業料は130万円、4年間で520万円、20年前の2倍になっているのが現状である。教育には金がかかるのは当り前のように言われているが、これでは子供を二人、三人と持つことに抵抗があるのも頷ける。

日本のように資源がない国にとって、人材というのは国が発展する基礎となるべきものである。もっと奨学金制度というものを充実すべきだろうが、現実はなかなか厳しい。
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