(神無月廿弐日 勤労感謝の日) 強度偽造問題  

週中の休日というのは何となく嬉しいものである。まあ、朝から会社の防災訓練ということで伝言ゲームならぬ連絡網の確認で、携帯電話がけたたましくなるのはうんざりしましたが。

天気もいいので黒田家のように朝から散策でもしたいが、身体の疲れで起き上がるのも辛い。しかしこうしてのんびりベッドに横たわれるのもこのアパートが耐震基準を満たしているという安心からだろう。(ここは今は廃業したが、ある建設会社が事務所兼社宅として建設したもので、さすがに本業とあって結構重装備の構造なのである。)あの偽造をした一級建築士の能面のような顔をみていると腹立たしくなるのは当り前だが、構造計算書の偽造による倒壊の危険性のある建物の数は日を追うごとに増え続けていることは、見えないところは誤魔化してやれという潜在意識がこの業界に多いという事実の再認識でもある。あの阪神大震災で新幹線の橋脚でも杜撰な工事が露見された。被害が出ないと分からないということほど恐ろしいことはない。

今回の問題は設計事務所やそこの計算書をチェックする側だが、現場での手抜きはもっとやりやすい。水増ししたコンクリートがそこら中で使われているし、知っていながら見て見ぬ振りをして自分たちの売り上げを確保し、バレれば下請けがやったこととして逃げてきたことを今まで何度となく見てきたはずである。しかしそういう業界を育てたのは官製談合などで甘やかしてきた行政にほかならず、そういう国にしたのも我々有権者ということも忘れてはならない。
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