(師走壱拾弐日) 東京  

集合研修のために上京する。連日の睡眠不足からか行きの新幹線の中では、あっという間に睡魔に襲われて爆睡状態。目覚めれば小田原を過ぎたところだった。しかし、日本海側の豪雪が深刻な災害をあたえているのというのに、何と云う快晴の空なんだ。この天気の下では、厳冬でGDPも上昇かというたわけた予想を出していた生命保険会社があったが、そんな能天気な予想も出せるのだろう。一度雪の中で執筆活動でもやったほうがいいのじゃないか。あれだけ人が死んでいるのに何の配慮もないというのは保険会社としての資質に欠けているのではないか。いやそれだから保険に入りましょうということなのかもしれない。

しかし久しぶりに東京に来ると、景色が変わっていることに驚くばかりだ。高いビルがどんどん出来て快適なオフィスを提供しているのだろうが、なにかこう計画性のなさが目立つばかりで、都市としての景観に相応しいとは思えない。民間に出来ることは民間にというのは原則として賛成だが、公共性として景観を維持するにはやはりある程度の規制が必要ではないだろうか。

さて、本日の本題はグループ会社での研修だったのだが、定員が25名程度の会議室に40名ちかくほり込まれて豚箱状態。これでもともな研修が出来るとは誰も思っていないだろうが、これが許認可の条件というのだから、普通の人は笑ってしまうのだろうが、これが金融界の常識でもある。まあ、時代が変わったので昔流行った特金を復活しましょうというのだが、どうだかねえ。

外を見ればもう真っ暗な5時半に終了し、急いで八重洲の「美少年」へ。毎度お馴染みのVERDEさんと牛熊の久保田さん、それと民営化が決まったSさんと久しぶりの飲み会である。みんなが来る前にぐいぐいやっていたら、結構出来上がってましたよ。相変わらず肴は美味いし、客の好みの日本酒を出してくれるのは変わっていませんなあ。早く東京に戻りたい気持ちがますます膨らんだ一日だった。
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