(師走廿弐日) BSE問題  

つい先日再開された米国産牛肉の輸入だが、昨日農水省が成田の検疫で危険部位である脊柱が混入していたことが判明し、再び輸入禁止となった。スーパーの店頭では米国産の牛肉が撤去されるなど、ビジネスの上でもてんやわんやだ。

ところで、このBSE問題だが、不死身の病原体ともいわれるプリオン、タンパク性感染性粒子が発症原因とされている。ノーベル賞も受賞したスタイリー・プルシナーが命名者である。発表時には異端説として、この仮説は批判されてきたが、このプリオン犯人説に合致するような実験データが続々と集まりだしてきて、多くの研究者がプリオン説を支持している。しかし、このプリオンが直接病原体そのものであることを直接証明する実験結果は何一つないことも事実である。

プリオンが病気の発症と進行に関わっていることは紛れもない事実ではあるが、異常型プリオンが病原体そのものかどうか不明であれば、真犯人が別に存在する可能性もあるわけである。危険部位を除けば安全であるということは、まだまだ断定できないというのが本当のところではないだろうか。
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