(師走廿九日) 生誕250周年  

今年はWolfgang Amadeus Mozartの生誕250年にあたる。1月27日が誕生日で生誕地ザルツブルグは世界中から愛好家が集まっているようだ。Mozartというと多くの曲があるため皆それぞれお気に入りがあるだろうが、私の場合は「Requiem K.626」である。実は学生時代混声合唱団に属していたので年末の定期演奏会で一年のときだったと思うが、このRequiemを歌ったのである。担当はセカンドテナーで(これ目立たないポジションですな)一時間近くの大作を素人の私が歌うこと自体無謀だったと思うが、そこは若気の至り、指導者にも恵まれ何とかパートを歌い上げることができた。まあ、客観的な見方は無残なものでしょうが、結構充実感があったことは30年前の出来事とはいえ記憶の中に深く刻まれている。

私の大学は国立地方大学だったので教育学部があって、教員志望の学生が多く音楽専科の学生は、合唱かオケ。またはマンドリンというのが常だった。そんななかでたまたま下宿に経済学部の先輩が合唱団にいたので、連れて行かれると新入りと紹介され、そのままコンパに誘われ断れなくなったというのが事実である。音楽なんて聴くのは好きだったけれど、バンドの経験どころかギターもろくに弾けなかったのに今では冷や汗ものだ。

山口には今は再建されたザビエル聖堂が市内の亀山にあるが、木造の時の私の大学時代では、クリスマスミサの時に私どもの合唱団が賛美歌などを歌っていた。教会でのRequiemというとモーツアルトではなく、フォーレのRequiemでしたが、略して「モツレク」は私の学生時代の思い出では一級品である。久しぶりに今日はそのK.626を聞いてみようか。
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