(睦月壱拾七日) 先行き暗し  

期待された?トリノオリンピックの日本選手団だが、メダル有望と見られていた競技でことごとく不振が続いている。特に若手が多く出場しているスノボのHPなど全滅状態である。新聞紙上には精神面に問題ありなどといかにもとってつけたような解説記事も出ているが、楽観視していたのは君らの方じゃないのか。早くも犯人探しというのは情けない話である。まあ、責任回避というのはマスコミの常套手段であるから、今更どうということないが、自らの発言にはある程度の責任をもった方がいいのになあ。

でももともと冬の競技は欧州貴族の余興から誕生したものが多いはずである。日本選手の派手なパフォーマンスに比べて(HPのあの兄妹だけかもしれませんが)外国勢の仕草がおとなしく見えるのはそのせいかも知れない。長野の時に一躍話題になった亡くなった父の思いというDNAは今回は米国代表になったフィギアペアの井上の美談という形で受け継がれている。日本選手にいまいち活躍が見られないだけにお茶の間の話題はこれになっているのかもしれない。

今日はスポーツ新聞などは見ていないのだが、HPの今井を評して「今井メロメロ」などと書いたところもあったのではないか。まあ、今井も昨年IT企業に入社しており、その広告塔の役割はメロの「着メロ」だろうしねえ。世の中そんなに甘くはないよと口の悪い叔父さんは呟くのだ。次のチャンスに賭ければそれでいいだけの話である。
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(睦月壱拾六日 望) 急落  

実質三連休明けだけに身体がだるい。さらにこの日の株式相場は先週末に一部のマスコミでライブドアの上場廃止が伝えられ、投資家の大量売りを浴びてストップ安。新興市場の銘柄も多くの銘柄が下落し、東証マザーズ指数は先月のライブドア事件の発端時の安値を下回ってしまった。ネット投資家の信用取引の投げがスパイラル的な売りを誘引したというべきだろうか。

そんな波乱相場を横目で見ながら、こちとらは全く違う仕事をしているのは心苦しくもある。しかし、お客さんでこの株安を喜んでいる空売り好きの人がいるわけでもなく、下落相場を嘆く声ばかりである。

しかし、先週続いている外国人の売りが止まらない。国内勢でこの売り圧力に果敢に挑む勢力は皆無でいかんともしがたく。当面、この売り圧力がおさまるまでは調整局面が続きそうだ。これには先週の日銀総裁の量的緩和政策にたいする発言が影響しているようにも思えるが、16500円前後であれだけ揉んでいれば当然その後はどちらかにぶれるはずだった。

まあ、気長にやるしかないが、新興銘柄群の業績の下方修正も目立ち、先行きの見通しの甘さが出てきていることが非常に気になる一日だった。
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(睦月壱拾五日 旧小正月) 荒ぶる魂  

オリンピックが始まり国内スポーツはイマイチ注目を浴びないが、今日は画期的な出来事が秩父宮でおこった。学生王者の早稲田ラグビー部が社会人というよりトップリーグの上位チームであるトヨタ自動車に接戦ながらも終始リードし、堂々と勝利を収めたのである。今の清宮監督になって早稲田の力は大学では圧倒的に抜きん出ているが、社会人相手になるとその壁は永久に破れないのではないかとさえ云われていた。実際数年前には、同じトヨタに100点ゲームをつけられ屈辱の涙を流したこともあった。

TVの中継を見ていたのだが、早稲田の勝因はまず第一に集散の早さだったのではないか。先手先手とトヨタを常に受身に立たせ、焦りを誘ったのも作戦のうちだろうし、何といってもラインアウトをことごとく奪取し、トヨタが反則で陣地を前進させてもそこから仕事をさせなかったのは、明らかに作戦勝ちである。トヨタラグビーは実力はありながら時々下位のチームに取りこぼしを喫するようにポカのあるチームでもある。特に血気に走る外国人選手が焦りから反則を繰り返し、シンビンを食らうなど相変わらず試合巧者には程遠く、インターセプトで早稲田がトライをするなど、後半の風下でもなんとかトヨタの攻勢を果敢に防ぎきった。

毎年チームの構成に苦労する学生チームでこれだけの力を発揮するのは、トヨタの力が以前ほどではないにしろ、たいしたものである。日本ラグビー協会は長年学生人気におんぶに抱っこ状態でほとんど組織らしい活動もしていなかった。元はといえばこの協会が日本ラグビーの低迷の原因でもある。この歴史的な早稲田の勝利に再び協会が悪乗りしないことだけを祈るばかりである。
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(睦月壱拾四日 建国記念の日) 観光ラッシュ  

広島は穏やかな天気で毎度のように娘中心の一日が始まる。定例のビデオ交換のために宇品までドライブ。ところが帰りにトラブル。フタバ図書を出たときに左後輪のタイヤに違和感を感じたが、走るたびにカタカタと何かが刺さったような音がし始めた。車を降りて調べてみると、ビスのようなものがタイヤの走行面の中心に斜めに刺さっていた。これで高速を走るのは自殺行為と判断し、最寄のスタンドを探していたら、太陽石油のそれが目に入った。早速見てもらいタイヤをはずす。4センチあまりのものでこれは修理確実かと思ったが、水をかけても泡が出てこないので何とかパンクだけは免れたようだ。斜めに刺さっていたのが幸いしたのかもしれない。

娘の希望で呉港の近くにあるイズミに向かう。ここは戦艦大和の模型が置かれている「大和ミュージアム」がすぐ近くにあり、最近の映画の影響もあって観光名所になりつつある。したがって渋滞が当たり前になって、なかなかスーパーの駐車場にたどり着けない。その途中では大型観光バスが渋滞で並んでいた軽自動車の側面に当てて、軽のおばちゃん方が大文句を言っている。バスの運転手も地理に不慣れなせいか、まず大型車は通らない道を通っていてこの事故になったようだ。さらの今年はこのミュージアムの対面に任務終了となる本物の潜水艦を展示する計画があり、その工事も進んでいて、工事車両も目立つ。乗用車だけであればイズミの駐車場を利用すればいいのだろうが、観光バスが多くなれば道の狭いこの周辺の渋滞はますます激しくなることだけは間違いない。

とはいってもブームが過ぎるのも早い日本のことだから、どこまでこの人気が持つかのかわからない。
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(睦月壱拾参日) 転院  

先日の済生会病院の結石粉砕手術失敗で病院を変えることにした。一昨年のへルニア手術でお世話になった医師からの紹介で、広島の病院を訪ねることにした。明日は祝日なので公休をとって朝の新幹線に乗り込むためにいつもの出勤時間と同じ時間に家を出る。スーツ、コート姿ではなく、カジュアルな服装にケースをごろごろ。なんか通勤電車に乗っていても不思議な感じだ。

7時10分の博多行きは指定席はがらがらだが、自由席はそこそこ混んでいたが、なんとか禁煙席に座ることができた。でも新横浜―東京間ほどではないが、新神戸や姫路から乗り込む人も多く、結構新幹線通勤って多いのだと実感する。広島駅に着くと、市内電車でタカノ橋へ向う。ここが目的の病院である。泌尿科の前に行くと大勢の人が待合室にあふれている。これには流行る病院という裏返しなので仕方がないところ。問診の前に尿検査やレントゲンなどテキパキと検査が進み、問診が始まる。レントゲン写真を前に具体的な治療方法を説明してくれる。基本的に前の病院と違って「割れるまで徹底的に治療し、一回の入院で完治させる」というのが基本のようだ。尿管に詰まった石の大きさからみて、膀胱に入ったからといって安心はできないのでこのままでは危険だとの診断でした。次の検診で尿管のCTを確認して粉砕手術をしましょうとのこと。それまでの薬も今までのとは全く違って、尿管を広げる二種類の薬を渡された。それもこの薬の内容をきちんと説明した手帳つきで。ほかの治療をする場合にこの手帳を提示すれば、あわない薬同士のトラブルも防げますからとの一言もあった。

これが今の病院の姿勢だろうと再認識。確かに大病院で建物は立派かもしれませんが、中身の空疎さは恐ろしいものがある。世の中そんなことは多いという典型かもしれない。
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(睦月壱拾弐日) 30分のずれ  

ライブドア事件の後遺症で東証の取引時間が短縮されていることはご存知でしょうが、日経225先物市場は大証で行われているため、これは12時半から始まるのは変わっていない。したがって先物が始まって30分たってから現物市場取引が開始されるわけだ。さらにこれに東証の市場外取引が昼の時間に執行されるわけで、これに対する先物のヘッジが始まると、現物市場が取引されていないので、先物市場の負荷がきつくなることになる。さらに今日はさほどでもなかったが、昨日のように約定遅延が15分ぐらいというとんでもないことが起こると、シンガポールにつなぐ業者が急増し、さらにボラが上昇することになる。

ところが新聞紙上でこの現物と先物の時差を指摘する意見はほとんど見られない。専門的なことだからということではなく、異常事態が起こっているという認識がないのは市場関係者としての怠慢ではないだろうか。株式会社同士ということで、二つの市場がいがみ合っても仕方がないことで、こんな場合にこそ、監督官庁はある程度の節度を持ってチェックすべきではないのか。
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(睦月壱拾壱日) 釜飯  

水曜日は基本的に早帰り日というのはいかにも金融関係の会社らしい。最後に施錠しなければならないという支店の管理者が帰れないのでという本当の理由はさておき、久しぶりに6時台に会社を出る。すると出口に同僚が待っていて、「時間あります?」まあたまには付き合わなければならないという曖昧な理由をこじつけて、後をついていく。なぜかお洒落な「なんばパークス」に向かうようだ。大阪ミナミにはあまりそぐわないこのビルだが、中に入っている店も大阪らしい店はまったくなく、まるでプチ六本木のような雰囲気である。だらだらとエスカレーターを6階まで駆け上がると目的の店にようやく着いた。

同僚によると先日来てとってもおいしかったのでという。それがお釜で炊いたご飯である。しかし、いまどき釜で炊いたご飯を食することはほとんどないことだし、彼女にとっては新鮮だったのかもしれない。小さな座敷でちょっと狭く感じたのは、この店の客がほとんどが女性なので、男性客ばかりという場合をあまり考慮にしていないということかもしれない。実際、奥に二つある部屋の前は女性のブーツであふれていた。

ところで肝心の料理であるが、いきなりご飯とはいかないので、何品か頼んでみたが、女性好みの薄味で上品な盛り付けでそれなりだったが、なにせ大阪ミナミの店であるので、そう高くも設定できないのでやや中途半端か。場所代がある程度気になる建物の店なのでこの辺は仕方がないところか。あ、ご飯ですが確かに釜炊きですから美味しいのですが、それよりも米の素材が変わればこのくらいのご飯はいつでも食べられるものである。せっかく誘ってくれた同僚のためにはそういう本音は言っていませんが、ははは。
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