(睦月壱拾弐日) 30分のずれ  

ライブドア事件の後遺症で東証の取引時間が短縮されていることはご存知でしょうが、日経225先物市場は大証で行われているため、これは12時半から始まるのは変わっていない。したがって先物が始まって30分たってから現物市場取引が開始されるわけだ。さらにこれに東証の市場外取引が昼の時間に執行されるわけで、これに対する先物のヘッジが始まると、現物市場が取引されていないので、先物市場の負荷がきつくなることになる。さらに今日はさほどでもなかったが、昨日のように約定遅延が15分ぐらいというとんでもないことが起こると、シンガポールにつなぐ業者が急増し、さらにボラが上昇することになる。

ところが新聞紙上でこの現物と先物の時差を指摘する意見はほとんど見られない。専門的なことだからということではなく、異常事態が起こっているという認識がないのは市場関係者としての怠慢ではないだろうか。株式会社同士ということで、二つの市場がいがみ合っても仕方がないことで、こんな場合にこそ、監督官庁はある程度の節度を持ってチェックすべきではないのか。
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