(睦月廿日) 送別会  

会社のK部長が今月勇退されることになり、淀屋橋で送別会をおこなう。合併会社の特例措置もあって65歳までサラリーマン生活を続けられたのは本人にとっては幸せな人生だったのだろう、終始和やかな顔をしていた。私にとっても約3年前にこの会社に入った頃から指導していただいたこともあって、時には五月蝿く思ったこともあったが、真面目な人というのが印象的だった。テニス、登山、写真と多趣味で老後といえば失礼だが、第二の人生がぽっかり空いてしまうということもなさそうである。元々が下戸だったが、今の会社では飲む機会が多くなり、お酒も少々たしなむようになった。でも彼は交際範囲が多いためか、この月は送別会の嵐のようで、明日の土曜日もあるようで、早めにおひらきと相成った。参加者はそれぞれ三々五々二次会へ行ったようだが、私はゼロ次会でそこそこ飲んでいたのでこれにて終了。

ゼロ次会は地下鉄淀屋橋駅近くの「喜太八」。山一時代を含め大阪での外資の時も度々行っていた店だったが、今の勤務が難波であれば少々足が遠のいていた。おばちゃん二人が何十年とやっているお店なのだが、ここのうりは料理の上手さ。別にこったものはないが、ひとつひとつに心がこもっている。特に豆腐は抜群。冷奴にしても厚揚げにしても無茶苦茶上手い。さらにこれがおでんになればこれが最高。ここのおでんを食べていたら他のは食べられません。つゆが濁らないように牛すじ等はなく、淡白な上品な味は何ともいえません。大根をはじめ素材から選んでおり、下ゆでから完成まで何時間もぐつぐつ。素材の美味さを引き出す技をもったこの店。道路から狭い通路を入って更に奥の奥にあるので、携帯電話も通じないところにある。一度行きたい方はご連絡を。
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