(睦月参拾日) 国会議員の調査力  

「ガセネタ」といわれるような質問しか出来ない国会議員の調査力とは何なのか。歳費+文書交通費+期末手当+政党助成金で年額4000万以上あるし、これに加えて公設秘書3人の給与+立法事務費65万円(月額)のコストを一体どのように考えればいいのだろうか。企業であれば完全な倒産状態だ。

国会議員の仕事は何か。本質的には立法である。(教科書にも国会は立法府と書いてあるじゃないか)政府与党は主に予算と政策の立案のためであり、野党は少なくともそのチャックのために存在しているはずである。両者に共通する議員の力は、集金力でもなく、恫喝力でもなく、陳情吸収力でもなく、何といっても「調査力」である。

しかし、国会図書館議員閲覧室の利用者は何人いるだろうか。驚くなかれ、年間延べ400人を下回る数である。週に一度利用する議員が7人ほどいればこの数字になってしまうのだ。あいつらは何をしているのか。両院の法制局や各委員会の事務局、調査立法考査局ほか優秀な館員がいるので、彼らに調査の「丸投げ」も可能なのである。自ら調査する能力もない者が、鋭い質問を練り上げることなど不可能なのが当たり前なのだ。
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