(如月壱拾弐日) 生保の回復  

失われた10年どころか1990年からの生保業界は、暗い話ばかりだった。どこが危ない?どこが潰れるの?あそこは保険金が出ないの?といった話ばかりだった。中堅生保はこの会社以前はどこだった?といった具合の再編があった。その生保業界が8年ぶりに収入保険料が前年を上回ったという。しかしその中味はちょっと喜んでばかりはいられないものだ。

一つは医療保険。これは外資系が先行していたが、日本勢も急速に代理店を増やして売上を伸ばしていった。審査も入らない医療保険は結構保険料が高く、販売手数料が高めに設定させている。このため、門外漢であっても営業力の強い会社にとってはおいしい商品がラインアップされたことになり、積極的に保険販売に撤することになるわけだ。

もう一つは変額保険。これは銀行窓口販売の増加に負うところが大きい。もちろんアップフロントで多額の手数料が銀行側に落ちるので、銀行も手数料収入のため銀行顧客に積極的に販売している。もちろん手数料は顧客には直接見えないので、そんなに高い手数料を支払っているという感覚は保険加入者にはないだろう。

いずれにしても保険の説明などあまりしていないのが現実だろうし、あとで問題にならないように関係者はお気をつけ下さい。
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