(如月壱拾八日) 一澤帆布  

京都東山の「一澤帆布」の鞄を使った人はいらっしゃいますか。関西に住んでいると時々目にしますし、東京にいたときも何回か身につけている人がいたのを思い出します。ところが、マスコミ等でご存知かもしれませんが、先代が亡くなった後、お決まりの遺産相続争いが起こりまして、この3月1日の長男が裁判所に申し立てていた強制執行がなされ東山の工房は明け渡されました。それまで店を切り盛りしていた三男についてきた職人、スタッフは新しい工房で新商標も決まったようで、「We Shall Return.」の合言葉で団結しているようです。これに対して長男は類似品の製造差し止め請求も辞さない構えらしいので、まだまだこの跡目争いは続きそうです。

現在、一澤帆布というブランド鞄は製造中止になっており、店舗に供給できなくなっている。人間の諍いで鞄が泣いています。
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