(如月廿日) 野球というスポーツ  

がけっぷちから奇跡の準決勝へ進んだ日本チームは三度目の正直で韓国に勝利したが、決勝の相手はアマチュアのキューバというのは皮肉というほかない。しかし、アマチュアといっても旧東独のような共産主義国家のために戦っているという面ではある意味国別対抗というワールドカップに相応しい相手かもしれない。優勝候補といわれたドミニカや二次リーグで実質3連敗の本命アメリカがあっけなく敗れたことで、MLBがこのベースボールというスポーツをこれからどのように世界に広めていくかが注目される。ブッシュがお題目のように唱える民主主義と自由を押し付けているように、次回からは本当のドリームチームを結成し、バルセロナ五輪のMBAドリームチームの再来を期すことにするのだろうか。それともこれっきりにしてしまうのか。

アメリカという国ほど、孤立主義と干渉主義がコインの表と裏のように現れる国もない。そういう意味では至極単純化された国でもある。それでなければ多国籍された国の構成員を納得させることはできない。グローバル・スタンダードが結局はアングロサクソン主義だったように、MLBも以前にも増してベースボール普及に自らのルールを適用するのではないだろうか。
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