(弥生廿六日) スポーツの凄さ  

今日も野球にテニス、サッカー、ラグビーといろいろなスポーツがおこなわれたが、一番ミラクルだったのは、女子ゴルフのフジサンケイレディスの最終ラウンド18番ホールの大山志保のバーディパット。これが入ればプレーオフだが、まさか入るとはねえ。17番でバーディーをとった飯島が最終ホールでボギーにしたのがこの逆転の伏線だった。プレーオフも相性の悪い18番でびびった飯島の自滅で大山の大逆転勝利。

解説の戸張も途中で大山は無理と云っていたが、それも当たり前で、15番ぐらいから大山はふらふら状態だったが、16、17とパーパットを入れたのが奇跡の勝利につながった。人気の面では宮里や横峰に負けているが、国内で不動に肉薄できるのは大山ぐらいだろう。今度マッチプレーになったときに不動に勝てば大いに自信になるだろうし、ますます女子ゴルフが面白くなりそうである。

反対に男子ゴルフは杉原輝雄が注目されるぐらいだから、若手でちょっと生きのいい奴がでないとスポンサーがますます減ってしまうよ。
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(弥生廿五日) 検診  

10日に退院してから検診のために来院するようにいわれ、保険会社に出す診断書もそのときに一緒にもらうことになっていたので、広島へ。実は昨日会社の同僚と少々痛飲して午前様。さすがに4時台には起きられず、始発に間に合わず6:25発の新幹線で広島に向かい、路面電車で鷹野橋で降りて病院へ。12番目かあ。10時には終わるかなと思ったのが甘かった。採尿をしたのが9時前。呼ばれたのは10時半を廻っていた。2時間待って話は2分。出た石を検査に出すという話と診断書は次回になること、薬は継続して飲むこと。流行っているとはいえ、大阪から来てこれではちょっと辛いよな。まあ、衝撃波手術成功は感謝していますが、広島市内から来るんじゃないんですから、その辺はねえ。

迎えにきた愚妻の車を運転して、雨の瀬戸内海を見ながら江田島へ向かう。霧が濃くて見通しが悪い。今日のオレみたいだ。
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(弥生廿四日 下弦) ダーク(上・下)  

講談社文庫 桐野夏生著

「柔らかな頬」で直木賞を受賞し、「OUT」は海外にも紹介された社会派作家、桐野夏生は今人気の女流作家である。今回の文庫は2002年に刊行された「村野ミロ」シリーズである。実は初めて彼女の作品を読んだのだが、そのストーリーに圧倒されて上下巻を一気に読み終えた。特に韓国、光州事件の顛末は映画にするにはあまりにも惨い場面の連続でよく書けるなというのが実感。しかし、怖いもの見たさという性が人間にあるのも事実である。


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(弥生廿参日) レクサス神話  

株式市場でトヨタを始め日本車メーカーが上昇している、原油価格の高騰で燃費のいい日本車の優位性を改めて買い材料にしているのかもしれない。しかし、欧米や中国、そして隣の韓国でもトヨタのレクサスは大成功をおさめているが、足元の日本ではそうでもないのが現状である。宣伝費を2000億以上投入しているのにさっぱりなのである。なぜか。

まず第一に価格の割にスタイルがイマイチなのがあげられる。特にリアの平凡さは他社とどこがちがうのと言いたいほどだ。第二にレクサスはメンテナンスがレクサス専門店でしか出来ないこと。200店舗しかないネットワークに不安感が募っているのではないか。第三に追加で1600億円を投入して巻き返しを図っているようだが、これだけの金額を投入したら元が取れないのじゃないの。

そもそも日本はユーザーと販売員との結びつきが強くて、いくら豪華な大理石を使って店舗を作っても、変なお兄ちゃんやちゃらちゃらしたねえちゃんが来て雰囲気が悪くなっているだけである。

そもそもレクサス神話よりもやはり日本ではブランド神話が強いのである。
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(弥生廿弐日) 自社株売却  

積水ハウスが元々の親会社の積水化学から取得した自社株を483億7900万円で取得し、それを今年売出で売却して190億8500万円の利益をあげたのである。そもそも金庫株は償却対象か、M&Aをおこなう時の対価に使ったり、ストックオプションに使うのが本来の主旨だろう。

それを資金調達に使ったのだから、先月のアナリスト説明会ではひと悶着あったようだ。いま、積水ハウスは従来の住宅だけでなく、都心の開発事業を成長の柱として土地を取得して、ビルやマンションを建設している。しかし、その事業資金に使うとしてもほとんど無借金会社の同社にとって、何も自社株を売却して資金調達する必要があったのかどうか疑問である。

しあし、たまたま今日サイトをみていて気付いたことがあった。西宮マリナシティ開発が昨年12月31日開催の臨時株主総会で解散を決議し、特別精算を申請、3月7日に裁判所から精算開始決定がなされていたことが分かったのが、3月23日である。この会社、1991年に積水ハウスの100%子会社として設立されていたが、開発事業が完了して設立目的が終了したのが理由だそうだが、負債は136億円、積水ハウスは2005年11月17日に「当社に対する貸付金136億円を放棄し、全額を2002年の1月期において引当金を計上済」といっているが、なにか金額といい不自然な気がするのですが。。。
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(弥生廿壱日) 生誕百年  

先日東京に行った時に時間があったので、上野の国立科学博物館で開かれていた「素粒子の世界を拓く」を見に行った。生誕百年というとあの湯川秀樹、朝永振一郎という物理学の変革期に世界の先端に飛び出したノーベル賞受賞者のことである。戦前の京大理学部の同期でありながら、天才肌の湯川秀樹と、努力家朝永振一郎というタイプの違う学者が共にノーベル賞を受賞したことは戦後の日本人に大きな喜びを与えた。

展示会の生の論文やメモを見ていると、湯川氏や朝永氏だけでなく、この両人を育てた研究環境を改めて考えさせられた。湯川が中間子論を着想したのは1931年に創立された新鋭の阪大時代であり、その頃の阪大は長岡半太郎が総長であったし、朝永は理研の仁科芳雄に誘われて自由な発想を育んでいった。当時の既存の閉鎖的な大学が20世紀の前半に起こった物理学の大変革に遅れをとる一方で、理研と新設の阪大が突っ走ったのは意義深い。

連休末の5月7日まで開かれているので、興味のある方は一度行かれてはいかがでしょうか。
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(弥生廿日) 社説とコラム  

最近日経新聞も愚息が就職用ということで読みたいというので、会社に持ってくるのを時々止めている。その代わりにネットで新聞記事を読むことが多くなった。そんな中で秀逸と思われるのは読売新聞の朝刊のコラム「編集手帳」である。このコラムといえば入試によく出るといわれた朝日の天声人語であるが、最近の天の声は不明瞭で、人語は語るに落ちるといった具合に、とてもお勧めできないが、それでも入試前の時期になると朝日はCMで入試入試と五月蝿く宣伝する。

社説は朝日と産経を両極にそれぞれの新聞社の意地がぶつかっているが、コラム欄にはそうした気負いはない。しかし、そこに求められるのは品のよさではないだろうか。みなさんも一度各社のコラムを読み比べてください。文章力とはこうも違うものかと。しかし、私のような文章下手でも信濃毎日新聞の一面下のコラムの偏狭さには驚くばかりである。
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