(弥生廿四日 下弦) ダーク(上・下)  

講談社文庫 桐野夏生著

「柔らかな頬」で直木賞を受賞し、「OUT」は海外にも紹介された社会派作家、桐野夏生は今人気の女流作家である。今回の文庫は2002年に刊行された「村野ミロ」シリーズである。実は初めて彼女の作品を読んだのだが、そのストーリーに圧倒されて上下巻を一気に読み終えた。特に韓国、光州事件の顛末は映画にするにはあまりにも惨い場面の連続でよく書けるなというのが実感。しかし、怖いもの見たさという性が人間にあるのも事実である。


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