(弥生廿七日) 同じ新聞社だが  

先日読売新聞の編集手帳を評価したが、夕刊のコラムである「よみうり寸評」ではこけてしまった。もう10日前ぐらいのアイフルの取立て騒ぎの件である。以下引用

《〈正体見たり〉――消費者金融大手・アイフルの全店業務停止処分にそう思った。ペット犬チワワの愛くるしいCMとあこぎな取り立ての落差は大きい◆〈最近不愉快なことはテレビCMに高金利の消費者金融の広告が堂々と流れていること〉与謝野金融相がそう言った。全く同感。苦々しく思っていた人は少なくあるまい◆〔中略〕◆ベニスの商人や金色夜叉(こんじきやしゃ)の昔から高利貸しは怖く、借金は恥ずべきものだった。今はチワワや女性の笑顔が消費者金融のイメージ作戦。無人の機械からも気軽に借りられる◆が、キャッシングなどと言い換えても借金は借金。〈高金利、過剰融資、過酷な取り立て〉の3点セットが多重債務を招く。誘いのCMを加えれば4点。〈貸すも親切、貸さぬも親切〉――金融の金言も今いずこのようだ◆借金の小舟は消費者金融からヤミ金融へと流れ、金利の波は下流ほど高く舟は沈む。》(「読売新聞」2006年4月15日夕刊)

そもそも新聞社もテレビ局と同様に、広告に大きく依存しているのではなかっか。あやしげな健康食品を大新聞が広告塔になって、詐欺の一端を担ってきたことをお忘れか。それにいつから読売新聞だけが、読者に借金を勧めなくなったと言うのだろうか。それなら政府の借金にも論陣を張ってほしいよなあ。一般市民だって借金無しの生活では住宅なんか買えませんよ。読売新聞と日本テレビは「同じ穴」の会社なんだし。新聞にテレビを笑う資格などない。論説委員もいろいろいるという証明でもある。
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