(水無月六日) ゲルマン魂  

開幕前の日本戦を見ていたら、今回のドイツは決勝トーナメント進出が精一杯と思っていたが、何の何のタレント揃いのアルゼンチンが守りに入った間隙をぬって同点に追いつき、最後は得意のPK戦で圧勝。さすがにPK戦で負けがない伝統は生きていた。ここがPKに弱いイタリアとの違いで、この両者が決勝進出をかけて戦うのだから、次の試合も楽しみである。

しかし、ドイツのGKレーマンは1998年、2002年とあのカーンとの正GK争いに敗れ、ベンチを暖めていたが、今回は自国での開催という晴れ舞台でピッチに立っている。それまでにカーンとの確執はあったし、憮然とするベンチのカーンの姿にマスコミも絵になるということで、盛んにカットを入れている。しかし、PK戦の前にレーマンに声をかけたカーンは何を云っていたのだろうか。まさか「代わってやろうか」などと言っていたのじゃないだろうが、これも絵になるシーンだった。しかし、ここぞという時のドイツの逞しさはゲルマン魂ということになるのだろう。あのローマ帝国を最後まで苦しめたDNAは次戦でどう現れるのだろうか。

しかし、アルゼンチンは最初から調子が良くて、初めて手強い相手となり、リードして守りに入ったらやられてしまった。惜しいなあ、もう少し見たかったなあ。
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