(水無月壱拾五日) 世界との差  

あの時ジダンは何を思っていたのだろうか。現役最後の試合がW杯の決勝戦という最高の舞台であの頭突きは何???よっぽど頭にきたのだろうが、ジダンらしくないプレーだし、延長ではフランスが圧倒的に押していただけに、なんとも残念な出来事だった。PKに弱いとされていたイタリアに栄冠だ!

しかし、決勝戦でもパスの速さやドリブルの速さを見ていれば、日本が早々と敗退した理由もわかろうというものだ。前回大会は極東ということで世界のサッカー大国は新勢力の前に相次いで敗れ去ったが、やはりサッカーは欧州のスポーツということだろうか。最後まで衰えない走力と高い技術を見せつけられ、日本代表は自らの身体能力に絶望していないか。ただ走るだけの選手ではなく、高い技術を持った選手を4年間で育てられるか、はなはだ疑問である。

ところで今大会のMVPにジダンを選んだFIFAの英断というか、いい加減さもどうだかなあ。Fair Playをあれだけ強調しているFIFAが一発Red Cardのプレーヤーを選出していいものかどうか。でもジダンを怒らせたのは「アルジェリアのテロリスト」というイタリア選手の暴言だったという話もある。これも人種差別をはじめとする全ての差別に反対するとキャプテンに宣誓させておいて、そういう発言を許すのかという問題も生じるだろう。

しかし、そういう問題もありながら実に楽しい一ヶ月だった。それを打ち砕く「ならず者国家」の存在だけは許せない。さらにそのシンパであるとHPで堂々と宣言した韓国大統領もいやな存在だ。
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