(水無月廿弐日 海の日) コストカット  

 鳥取県知事の片山善博氏といえば、前回の知事選で無投票当選したように圧倒的に県民の支持が高い方ですし、国に対しても決然とした態度を取っていることは好感されている。ある月刊誌に片山氏の対談が掲載されていて、興味深く読んだ。

《補助金を廃止すれば、補助金を配る公務員のリストラにもなる。国も地方も相当スリム化できるということです。ところが政府は、補助金ではなく義務教育費の国庫負担を削ったんです。〔中略〕結局、最近の改革は全部、理念とスローガンはいいんだけど、政府のお役人が自分たちに都合のいいように捻じ曲げて結論を変えてしまっている。〔中略、ただし、やり方によっては改善できるところはいくらでもある。〕たとえば、コピー機のリース代が民間よりかなり高かったんです。課ごとに違う業者と、しかも1台ずつ1年単位の契約をしてたんです。〔すべて単年度〕予算の関係で複数年契約ができないというわけです。〔中略〕そこで、構造改革特区で出したんです。そうしたら、複数年契約ができるようになった。去年の4月に早速140台まとめて入札に出したんですが、23%になりました。》

23%の減少ではない。リース料が23%に下がったのである。つまり、77%の削減が可能になったのである。他の自治体や官庁では、今でもこういうことを平気でやっているわけだし、こうした行政の怠慢を指摘できるトップを戴かないと、この国は官の横暴で滅びるということだ。
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