(文月壱日 朔) 天神祭  

日本三大祭というと、東京の神田祭、京都の祇園祭、そして大阪の天神祭ということになっている。しかし、東京の人間にとって大阪の天神祭はあまり聞いたことがないように思える。たしかにこの日天神橋周辺は大混雑になり、花火の時間ともなれば、身動きできなくなるほどである。でもその花火も帝国ホテル大阪やその周辺の高層ビルで隠れてしまい、いまいち迫力がないのも事実である。大阪人は当たり前と思っているこのお祭りも実はローカルなもので、テレビ大阪が中継するのもそのあたりかな。

しかし、このお祭りは結構奥深く、陸渡御、船渡御と伝統の行事が多いのだが、神田祭の粋や祇園祭の荘厳などがあまり感じられないのは、大通りを練り歩くことがあまりなく、水上のお祭りというイメージで一般観光客とのふれあいが少ないためでないだろうか。でもこのお祭りが終わると大阪には本格的に夏が来るのは確かである。株式相場にも天神底という言葉があるが、これは分からないかな。
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