(閏文月壱拾七日) 株式先物・オプションフェア2006  

大阪駅の北西に下駄型の梅田スカイビルがあるが、そこのステラホールで「株式先物・オプションフェア2006」がおこなわれるということで、ネット上から参加申込をしていた。昨日にも増しての残暑のなかを外に出るのはちょっと辛かったが、こういう機会でないと個人投資家の動向が生で感じられないので、昼過ぎにJRに乗る。先週の土曜日はREITのセミナーで出かけたが、このときもJRのトラブルで電車が遅れたが、今日もまたまた15分の遅れで1時開始にぎりぎりになってしまった。

スカイビルの広場では「よさこい」のコンテストがおこなわれてビルの谷間に耳を劈くような叫び声が時々こだまし、フェアとは少々マッチしないなあと会場に入ったら、同じような大声で協賛証券会社の人たちに迎えられた。商売気たっぷりで各社のパンフレットを詰め込んだ袋を押し付けてくる。すこしムカツクような強引さである。ホールは300人以上の個人投資家で溢れていて、もちろん参加無料だから冷やかしもいるだろうが、講師の話を熱心にメモをとっている人が目立つ。今日の講師は今井雅人氏と伊藤裕輔氏とプロの投資家だが、まさかゼロサムゲームで種明かしをするわけもなく、無難な話を進めていく。

休憩時間は各証券がPC上で株先やFXの取引システムの宣伝に必死で、個人も黒山の人盛りで「儲かりたい」という潜在意識がぷんぷん。何か○○商法といったところである。なにか気分が悪くなりそうで途中で退散するが、今の個人投資家にとって対面なんてどうでもよく、ネット取引しか成長しないように思えた。その証拠に今回の参加者はデイトレーダーの典型である若者だけでなく、それこそ老若男女でおよそ投機とは無縁のような人たちも来場していた。寺銭を稼げる取引所や証券会社はいいだろうが、各自自己責任ですからほどほどにしないと大変だが、最近のFXではプロの投資家に対して個人投資家の存在は大きくなっており、プロの戸惑いがある。株先もそうなっていくのではないか。
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