(葉月壱日 朔) 秋の兆し  

陰暦では今年は文月つまり7月が二回あった。その閏文月も昨日で終わって今日から葉月である。あの仲秋の名月まであと半月である。昼間はまだまだ暑くタオルハンカチが欠かせないが、朝晩はようやく涼しくなった。先週末と今週末と支店の改装工事があるため、ダンボールに引き出しのものを詰める作業で慌しい時間が過ぎていく。半期の締めの9月の大事な営業日であるが、心機一転も兼ねての改装工事といったところか。

なんとか落ち着いたところで、女性の営業員が遅く帰ってきた。もちろんお土産付。皆で拍手喝采だ。11月に結婚式を挙げることが決まっている彼女は本社に勤める男性との社内結婚となるが、首都圏でも今の仕事を続けたいとの意向があり、それなりの営業成績を上げなければという意識があるせいか、ここ数ヶ月の活躍はめざましく、他のメンバーにいい刺激を与えている。

実は彼女、今日の夜行バスで彼に会いに行くという。それでは今日の活躍を労って食事でもしようということになって、「一創」へ。相変わらずの美味しい料理で話に弾みがつく。ちょっとのろけ話を聞きながら、冷やかしで茶々を入れる。ちょうど時間となって店を出ると、秋の気持ちよい風が吹いていた。二、三人は二次会へと出かけるようだ。今日は私はちょっとつかれて帰宅の途についた。
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