(長月壱拾参日 文化の日) 流れる時間  

祖母の法要のため四国の実家に向かう。三連休とあって朝の新大阪駅はごったがえしていた。自由席は大変だということで久しぶりに指定席を購入していたが、これが正解。岡山の乗換時には新幹線口で自動改札口に慣れない人で誤作動が多く、危く四国行きの特急に乗り遅れるところだった。

しかし、いつも流れている風景が在来線だとゆっくりで、何となく心が落ち着く。霧に包まれた朝の瀬戸内を見ながらの瀬戸大橋線、右に鏡のような瀬戸内海を見て、左にやや紅葉の兆しが見える山々を見ながらの旅は、少年の頃と変わらない風景が流れていく。

実家に着くと、もう法要が始まっており、年老いた親戚の方々が珍しい顔を見て驚いている。相変わらずの巨体に坊主頭だから仕方がないが。ははは。山にある墓の前で最後の行事を済ませてあとはいつもの田舎のしきたりで、酒を飲みながらワイワイガヤガヤ。田舎の話題にはついていけず、隣の義兄と話をするが、義兄も数年で定年とあって話題も限られる。5月の連休以来の実家だが、親父が元気よく動いていたのにはほっとした。6月に交通事故をおこして、ちょっと心配していたが、この法要を仕切っており、まだまだ元気一杯のようだ。安心した。

ちょっと一杯やった後は、広島に向かうことにする。3時に家を出て姉に波方かで送ってもらったが、フェリーは出たばかり。4:30まで待って竹原まで一時間ばかりの船旅である。昼間の酒が入ってひたすら寝ていたが、(笑)
今日は愚妻が仕事なので迎えが難しいので、JRで呉まで行って、高速艇で小用まで、小用からバスで大柿へ。広島で遊んできた海上自衛官の卵たちが一緒だった。さらに大柿から能美へ。此の間約6時間。長い旅が終わった。少し前まではこれが普通だったのだ。
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