(長月廿六日) $51,111,111  

5000万ドルであればヤンキースが入札するかもしれない。$1,111,111を余分につけとけば多分勝てるだろうという読みだったのだろう。その読みどおりボストンの交渉権獲得となったが、二番手は同じNYでもメッツだったようだ。しかし、西武球団の全選手の年棒の3倍という大金が転がり込んで、球団はホクホクだろうが、雲の上のマネーゲームのようで何だか実感が沸かない。

アスリートであれば、世界一の舞台に立ってみたいというのは本能だろうし、誰もそれを止める権利もない。さらにMLBであればリタイア後の充分な保証もある。MLBの年金制度は充実していて、10年間メジャーで活躍すれば、60歳から年間約1800万円の年金を終身支給される。40代から受給を希望すれば金額は減るが、終身受給は変わらない。在籍期間は同じ日本では、受給は55歳からで年間110万円あまりというのはあまりにもお寒い現状である。

確かに松坂、井川、岩村とポスティングによりMLBへ進むと、日本のプロ野球はアメリカの植民地化と化しているとも言える。しかし、野球選手の寿命は30代そこそこで、第二の人生の方がはるかに長い。目先の巨額の年棒に目が移りがちだが、人生のサポートもしっかりしている世界でチャレンジしたいという選手が世界中から集まっているのが、MLBだということを改めて、今回の騒動で認識した。
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