(霜月壱拾六日) 大発会  

一日半を過ごせば、また三連休。世間はまだまだ起きていないようで、朝のバスは3人だけ。いつもの阪神電車も座っていけるほどだ。いつものドアを開ければ、いつもの職場がそこにはある。それが少し変わったのは一年生社員の着物姿だった。男女云々いうが、あでやかな振袖は心をうきうきさせるものである。正月か、いいものだなあ。

その正月気分が吹き飛んだのが、立会開始直後の電話だった。とある会社の総務課長からだ。会社名が分からなかったので、WHO?「実は創業者の奥様がこの正月に亡くなられて、今日が通夜で明日が告別式です。」えぇ!?休みボケの頭がいっぺんで覚めた。早速弔電の準備を終え、今日の挨拶回りの手順を考え、通夜の時間までの埋め合わせを考える。慌しくしているとあっという間に時間が過ぎてゆき、支店全員での初詣の時間が迫ってきた。今年は尼崎戎神社だが、そのいかにもアマらしい神社で祝詞を上げてもらい、一年の商売繁盛を祈願する。

支店に戻って改めて発会の乾杯を上げれば、今日の仕事は終わりのはずだったが、今年の初仕事ともいえる通夜への参列で桃山台へ。奥様に先立たれた会長さんは今年90歳。気を落とされないか心配である。
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