(霜月参拾日 八専始) 信頼性  

今日の日銀の金利据え置きほど白々しいものはなかった。週初から金利上げは既定の事実として動いてはずである。3票の反対票がそれを物語っている。しかし、政治力に負けた、というか、どうして根回しが出来なかったか。安倍政権下での日本銀行の立場は砂上の楼閣のようなものだろうか。

しかし、今回のリーク合戦というか、腹の探りあいほど醜いものはなかった。独立性も何もなかった。福井総裁のカリスマ性もあの村上ファンド問題の時にピークアウトしたようで、今は過去の呪縛から逃れられないただの役人に過ぎないのかもしれない。

弱い通貨「¥」だけがこの結果を受けて売られている。所詮たかが0.25%、25BPの話で、こうも熱くなるのはゼロ金利政策の弊害そのものである。

そのゼロ金利の影響で、個人を中心に残高が100兆円を超えた投信であるが、最近は共済組合や地域金融機関の投資も多いようだ。それも今までの私募投信だけでなく公募投信もだ。ただ、これには特別な理由もあるようで、わざわざ高い信託報酬を払ってまで購入するのは、検査機関に保有している私募投信を把握しているかどうか説明するのが面倒なので、というのが一番の理由のようだ。これではいつまでたっても同じことじゃないか。
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