(師走壱拾七日 立春) あきらめない  スポーツ

どうしてこういう好試合を地上波TVは中継しないのか。夜なべ仕事のせいか昼食後の気持ちのいい太陽を浴びていると、うとうとしていつもの「何でも言って委員会」を見逃してしまった。そういえば、今日はラグビーのトップリーグのマイクロソフト杯ファイナルがあるのを思い出し、CATVのJ-sportsにチャンネルをあわす。ここは高校大学社会人と日本ラグビーの試合を中継している。場面はすでに後半も終盤近くだった。

サントリーがリードし、東芝のゴール前で貴重なPGのチャンスを得て、これを確実に決め、13対7と6点差とした。時間はすでに40分に迫っておりサントリーの優勝はほぼ確実かと思われた。しかしロスタイムは4分と意外にあった。これ4分がドラマの始まりだった。東芝はサントリーゴール前に殺到し、あわやトライかと思われた場面もあったが、ターンオーバーされ22mライン近くまで戻された。時計は43分30秒。もうだめか、誰もが思っただろう。ところが、あとワンプレーかというところで再度東芝が最後のチャンスを迎える。(サントリーの反則も何回かあり終了かと思われたが、ペナルティの笛では試合は終わらないのだ。)審判のラストワンプレーコールでいよいよ笛が吹かれれば終了というところで、この試合ラフプレーでシンビンになった侍バツベイが、モールを上手く回転させたところで相手二人をなぎ倒してトライ!続くゴールも相手のプレッシャーを受けながら確実に決め14対13。輝く三連覇の瞬間である。ラグビーって面白いスポーツであることを昨日のタマリバといい、今日の東芝も示してくれた。

しかし最後まで諦めないという東芝の執念は凄かった。常勝早稲田を築き上げた清宮サントリー監督ばかりに注目が集まる中、愚直な薫田監督を男にしたいというラガーマンの思いの集大成でもある。清宮氏も早稲田監督一年目は関東学院に敗れ去った。日本選手権の決勝で再び対戦するだろうが、サントリーはリベンジできるだろうか。注目の決勝は2月25日である。
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