(師走壱拾八日) お化け  

先週の金曜日に北新地に行ったことは前述したが、そこはちょっとしたコスプレランドだった。

「大阪ことば事典」(牧村史陽編)にはこうある。「節分の日、老女は若いころを懐かしんで島田や手毬髷に結い、娘は良縁を願って丸髷に結って縁起を祝ったもので、これをお化けと称した」

節分の日が土曜日だったので、その日にお化けになっても騙す男や女はやってこない。だから金曜の夜にお化けが現れたのである。まあ冬の盛りにお化けというのも変だが、今年のような暖冬にはお化けも季節を間違える?(^^)

しかし、関西の節分はおもろいことが多い。例の恵方巻きも私が関西にやってきた三十何年前にも寿司屋で見かけた。それがコンビニ時代になってあっという間に全国に広がってしまった。バレンタインのチョコ、節分の巻きといい食べ物屋は商いの創意工夫にあふれている。

でも節分の豆まきも恵方巻きも家族揃ってなければ形無しである。家族から諦められた男共はお化けに会うに限る。
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