(師走壱拾九日) 問題改善  

世間では再び柳沢大臣の失言?をめぐって言葉を弄んでいる。しかし、この少子化という問題ほど現代人は騙されているのではないだろうか。少子化が自分の家庭や周囲でも起きている問題と勘違いしている人々の思考回路は笑止千万である。(おっと、これも『しょうし』か)

だいたい少子化で困るのは、自分たちの無駄遣いを後世代にツケをまわしてきた厚生労働省管轄の年金と、財務省管轄の税収なのである。そもそも地球規模では人口爆発の危機のほうが優先順位が高いのではないか。子供ができないのは単なるセックスレスや無精子症(案外多い)であり、マスコミを通じて伝えられる教育費の高さなどが直接の原因ではないだろうか。

日本の平均的サラリーマンは700万程度の年収がある。実際6万ドルあれば、世界ではどのくらいの生活水準が可能かどうか再考しなければならない。それが狭いマンションに住んで通勤で二時間もかかるようであれば、自然と子作りに励む気力も薄れるというものだ。さらに子供二人を大学に通わせたらどうなるか心配だというのは、その国の経済政策に欠陥があることの証明でもあろう。

しかし、社会全体が良くなれば個人も生きやすくなるという考え方は、はるか昔のソ連や北朝鮮を作ってしまったことは忘れてはならない。それは社会が良くならない限りはイジメがなくならないと叫ぶ親を生むことと通じるものがある。個別に出来ることから自分で改善していくという自助努力から創意工夫は生まれるものであり、いつまでも人のせいにするのは無責任そのものである。
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