(如月壱拾九日) 新入社員  

当店にも4人の新入社員が配属され、社会人のスタートを切っている。数年前から大量採用しているのは、ピーク6000人近くいたのを私が入社したときは1500人程度にリストラしたのだから、現在の状況では完全に人手不足だからである。大店になると8人ぐらいの新入社員が配属されているのだから、支店の総務は机やPCの準備で大変だっただろう。

しかし、「入社おめでとう」というのが決まり文句になっているが、少々違和感を持っている。今は雇用が流動的になっており、終身雇用はもはや夢となっている。一部大企業では余裕もあるだろうが、将来のことは誰にもわからない。私みたいに7つの会社を転籍したものにとって、日本の会社の上下の従属関係は奇妙に映るものである。新入社員といっても能力は人それぞれだし、同じコストで雇用するのは管理からすれば楽であるが、要は差別化できない人間が圧倒的に多いということである。

彼らは単に社会人になったわけだから、自分の能力が生かせる職場が他にあれば簡単に移るだろうし、現に当社でも大量の中途採用をしている。魅力的な職場であれば、自然と愛社精神というか帰属意識も高まるはずである。
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