(卯月壱拾五日) 知人の死  

このところ立て続けに知人の死を知った。一人は兜。雑系応用技術研究所 代表取締役五百旗頭正氏。私が東京にいた時の2000年ごろだったか、カオス理論に夢中になった時期があった。これで全てが解決できるのではないかと思ったりもしていた。そのときに知り合えたのが五百旗頭氏だった。元明電舎のエンジニアだった彼は複雑系応用技術研究所を設立し、当初は医療関連でカオス理論応用の成果を上げていった。私が関西に移ってからは全く接触する機会もなくなったが、こうした不幸が突然もたらされるとは思いもかけなかった。ただただ御冥福をお祈りするばかりだ。

そしてさらにもう一人の死を知る。小林雅昭氏である。彼とは牛熊の会でお会いしたのが初対面だった。手元の名刺には1998年10月8日の日付がある。彼も当時は40歳だったか。若い会員が主体のなかで、数少ない40代という仲間意識があったように記憶している。そのときは東海財務局で、たしかその後関東財務局、そして現在は北陸財務局に勤務されていたのだが、25日に単身先から帰られる滋賀県において交通事故で亡くなられたという。合掌。

そういえばあの日は関西でも朝から雷雨で、結構雨足が強かった。その雨が原因で対向車と衝突、帰らぬ人となったとのことだ。享年49歳。若すぎる。謹んで御冥福をお祈りいたします。本当に気の滅入る日だ。
0

(卯月壱拾四日) ミス・ユニバース  社会

メキシコで開かれていたミス・ユニバース世界大会で日本代表の森理世さんが選ばれた。昨年、知花くららさんが2位になっており、ここのところ日本女性の上位進出が目立つなあと思っていたら、やはりカラクリがあった。

実は1980年代や90年代は目ぼしい成績は全く無い。ところが、2000年にトップ15入りをしたのをはじめ、2003年には5位に入っている。2000年以降に急に日本女性の体型がよくなったわけではないはずだ。ミス・ユニバースとは単に見た目がきれいな人が選ばれるのではなかったのである。つまり、知性、感性、誠実さ、また人間性といった内面の輝き、社会貢献したいという社会性を兼ね備えていなければならないのだ。よって、選考会でも審査員は「見た目の美人じゃなくて、自立した内面の美しさを基準にしてほしい」と念を押されるとのこと。最終選考会も、同じ水着を着て、腰に手を当ててズラリと並んでるだけという我々のイメージではなく、ショー形式で彼女たちのパフォーマンス力が求められるのである。森さんの流暢な英語も審査のうちなのである。

こうした選考コンセプトの変化を知らずにいた日本は、1998年ミス・ユニバース本部から、スーパーモデルのエージェントとして活躍していたイネス・リグロンさんを雇って、世界標準にするよう求められた結果、成績が変わったのである。その結果がここ数年の日本女性の活躍につながっているのである。

成功するためには何をすべきか。それは現場の事実を知ることから始まるということである。
0

(卯月壱拾参日 八専終) 中国株バブル  経済

最近の中国株、特に上海A株市場がバブル状態で、その動向次第では再び世界の株式市場に激震が襲うのではないかという不安が広がっているように見える。しかし、中国株といってもその内容と仕組みを投資家として、きちんと知っているものは少ないのではないか。

外貨交換を規制している中国では、中国人投資家が香港株を含む外貨投資をすることは自由に出来ないし、外国人投資家が中国株(A株)に自由に投資することも出来ない。また、中国の金利はインフレ水準に比べると未だに低く、単純に銀行預金に預けておくことは不利であるし、不動産価格も天井感が出てきているので、中国の投資家は投資先に苦慮しているのが現状である。そこで、中国人が自由に売買できる株式市場、上海とシンセンのA株市場に資金が流れ込んでいるのである。この投機の流れを中国政府当局は危惧し、何とか止めようと政策を立て続けに出しているわけで、適格国内機関投資家に認める対外証券投資枠を170億ドル増加させるという施策は、国内機関投資家がA株に投資している資金を香港H株にシフトさせる意図である。銀行株や保険株の多くは上海A株市場と香港H株市場に同時上場していることが多く、しかも全く同じ株にもかかわらず、上海A株は香港H株の2倍の株価に買われていることが多い。理論的にはA株とH株で裁定取引が可能なのだが、前述のように資本移動が自由ではないので、利益確定には相当な時間がかかるのである。

ではなぜ今年のA株の上昇が目立つのか。中国株はここ4,5年国営企業の相次ぐ上場もあって需給面で不安があり、これが経済成長率の割には株価の上昇を抑えてきた。ところが、ここにきて国営企業の上場も一巡し、市場資金を吸い上げてしまうような不安が少なくなったのが最大の理由といってよい。ちなみに2月の急落以降の上昇率は、A株は強烈であるが、H株はさほどでもないのである。確かに上海市場は日本のバブル期を思い起こすが、それが中国株全体を表しているわけではない。
0

(卯月壱拾弐日) 早すぎる死  

疑惑の農林水産大臣が白昼に議員宿舎で自殺すると、ほとんどのニュースは隠れてしまう。同じ慶応病院の片隅で発見された彼女の死のほうが私にはショックだった。90年代という波乱の時期でその澄み切った声は、ドライブのBGMには不可欠だった。マスコミへの露出度が極端に少なく、謎に包まれた私生活だった。しかし、思わず口ずさむことが出来る曲は余りにも多い。もう二度と新しい曲が聴けないというのは残念至極だ。

癌を克服して、今週にはツアーの計画もあったという。「負けないで」「揺れる想い」カラオケで何度歌ったことか。関西に帰る新幹線のなかでiPodから流れてくるZARDを繰り返し聴き、冥福を祈った。彼女、坂井泉水は本名、蒲池幸子。同じ蒲池姓の松田聖子と同じ久留米出身だったはず。80年代90年代を飾った女性シンガーがあまり距離を置かない土地から生まれたのは、ある種の奇跡かもしれない。合掌。

死んでお詫びをするのは弱い人間だ。死んでは何も残らない。死者に鞭打つことを躊躇う政治家は同じ穴のムジナにしか見えない。坂井の死が自殺でないことを祈るばかりだ。
0

(卯月壱拾壱日) サーカス  

娘がこの間施設の行事で行った「木下サーカス」の写真が欲しいといっているので、広島市西区の商工センターでおこなわれているサーカスのテントに向かう。少し古くなったナビでは地名が表させず、四苦八苦する。なんとかぐるぐる廻っているうちにテント発見。11時から一回目の公演が開かれているはずだが、臨時駐車場にはすでに長蛇の列が出来ていた。私だけ車に残って母娘でテントに向かったのだが、すぐに帰ってきた。あれ?どうしたの?「もう、いいんだって!」我儘な娘である。さて、娘がいう呉に向かうのはあまりに策が無いので、近くのアルパークに車を入れる。北側に良品計画や赤ちゃん本舗を核としたショッピングモールがあって、南側は天満屋である。駐車場の関係で天満屋へいれるが、買い物をしなくても4時間無料という掲示があった。とりあえず入ってくださいということか。郊外の人気薄の商業施設は大変ですなあ。

しかし、大好きな本屋さんを見つけた娘は大はしゃぎ。こちらは店員に怒られないように監視するがいつの間にかいなくなる。知能犯かあいつか、知的障害者とは思えない速さで店内を徘徊している。本屋の隣では何故かトヨタの展示場。プリウスに異様な関心を持っていた愚妻は内装に不満のようだ。おいおい、所詮は俺が金を出すんでしょ、ははは。しかし、ここは車椅子がリフトできる車種とかが数多く展示されている。気がつけば、至るところに車椅子の方がおられる。近くに介護施設が多いのだろうか。でもこうしたバリアフリーのSCがすぐ近くにあるというのは、普段の生活をしたいというニーズにはぴったりだ。車椅子にやさしいSCということで売り出せば、結構人手は多くなるのではないだろうか。
0

(卯月壱拾日) 三連休?  社会

GWに休みを融通しあっていたが、私は休みを取りそこなったので、今回28日の月曜日を休んで3連休として、朝4時半に起きて6時過ぎの新幹線に乗る。昨日の酒が残っている体からは酒の匂いがプンプン。こりゃ、隣の乗客は堪らなかっただろうなあ(笑)。しかし、連休でもないのに土曜の朝からか「のぞみ」の自由席はほとんど満席で世の中の景気はやっぱりいいのかなあ。

しかし、神戸、明石、姫路、岡山、福山、広島と視界の悪さが目立つ。報道によると中国の黄砂のせいという。しかし、これほどひどいのも珍しいのではないか。中国の環境悪化の酷さを表すもので、風下として忍耐せざるをえないというのはオカシイのじゃないか。

最近中国製の薬品で死者が出たり、農薬の残留濃度の高さといい、こうした厚生問題に対する中国の無責任さが目立つばかりだ。あの国の他国に対する姿勢は隋や唐の時代と何ら変わっていないのではないだろうか。中華思想自体が問題なのではないか。
0

(卯月九日) 山瀬  

先週行った大阪・中崎町の天五商店街(通称おいでやす通り)の居酒屋、山瀬で同僚と痛飲。というか、海の幸山の幸、テンコ盛りの居酒屋でなおかつ余り混まない?というベストなお店。一升瓶の焼酎をキープして美味い刺身の盛り合わせに箸がすすむ。マンボウという珍味もあって、これが結構美味い。これを揚げてもよしということだったが、なかなかいけますなあ。ここは高知・室戸と直送体制をしいていて、今日は無かったが、この間の鰹のたたきは思わず戻り鰹かと思われるぐらいの脂ののりのよさ。

他にもいろいろ凝った料理もあって、家族的な雰囲気がまたいい。ちょっと当分ここが大阪での棲家になりそうである。
0




AutoPage最新お知らせ