(弥生廿九日) がん告知  

ニュース23のキャスターである筑紫哲也氏が、肺がんであることを自ら明らかにして当分の間治療に専念ということで番組を降りた。メディアは同業者を悪しく言う業界ではないのか、復活を待つ、との一色だ。しかし、私は違う。筑紫氏は2回大きな間違いを犯している。いずれも1995年のことである。

オウム事件でTBSが犯したことに対して、「TBSは死んだ」とまで言っていたのに番組にしがみつく態度に反省があるのだろうか。さらに1995年1月17日の阪神大震災で、神戸から立ち上る火災の煙を見て、「まるで温泉のようですね」。あのときにこの能天気のコメントがよく言えたものだ。小馬鹿にしたような発言を私は忘れない。あの非常時に人の気持ちが判らない人間の寂しさを知った。

ニュースキャスターとしての資質に欠けるというのが私の筑紫氏に対する評価である。TBSも彼に代わる人材がいないことが、楽天ごときに株を買い占められる脇の甘さを示しているのではないか。
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