(文月壱拾九日)  老兵は去るのみですが・・・最終回  プライベート

最終回といってもこのブログが終わるわけではありませんので、ご心配なく。というか心配している人も少ないと思いますが、ははは。

というわけで4年間余り在籍した会社も今日で終わりです。なぜかこの支店は転勤者はハンカチというかタオルハンカチを配っていましたが、私は転勤ではありませんので、甲陽園の「つまがり」へ行ってショートケーキを人数分買ってきて、皆さんに召し上がっていただきました。この「つまがり」は焼き菓子というかクッキー類はデパートでも購入できるのですが、生菓子は本店のある甲陽園でしか買えないのです。ですからあまり食べたことがない人が多いわけです。そして意外にリーズナブルなのですから、地元では大変な人気で、今日も8:30の開店から何人ものご婦人がケーキを求めておられました。

私物をダンボールにつめておりましたが、さすがにいろいろな思いが浮かんできました。もちろんコンプラ上、持ち出すものは限られております。そこまでやる心得もありませんし、円満退社ですから。(笑)支店の皆様に最後の挨拶をさせていただきましたが、私も再びリセットですし、お互い頑張りましょうと締めさせていただきました。

夕方からは支店有志というかほとんどの営業員に参加していただき、最後の晩餐となりました。和気藹々のなかにも私には一抹の寂しさもありました。本当にいい仲間でしたし、個人的にはなんら不服はありませんでしたが、こういう結果を選んだのも私です。3時間余りの宴会から続いてジャンボカラオケへ。ここでも普段は帰る人も気持ちよく参加していただきました。楽しい時間はあっという間に過ぎていくものです。気付けば11時をはるかに回っていました。(白玉パフェを食べてすぐ帰ったびっくり王子もいましたが、これはいつものことです。ハハハ)ここで散会し、最後の挨拶を交わせば、TさんとWさんと三次会。もう何でもありで、ここでは書けませんわ。特にWさんのもてぶりは尋常ではありませんでした。半分羨ましい!

しがない老兵のために最終日に集まっていただいた方、本当にありがとうございました。私も彼ら彼女らに負けないように頑張るのが、今日の返礼でしょうし、私も再び一からのスタートです。この一週間の痛飲でたるんだ体を週末で絞って来週に備えることにします。〜〜この項終
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(文月壱拾八日)  老兵は去るのみですが・・・そのC  プライベート

いよいよ退職までカウントダウン状態となりました。お客様の引継も無事終了し、温かい激励の言葉を頂戴するたびに、本当に申し訳なく、大事なお金の運用に携わっている責任を痛感しました。またどこかでお役に立てれば幸いです。目先の数字に追われることは営利企業としてはやむを得ないことですし、それで私たちの生活費が賄われているのも事実です。ですからこそ、誠実にお客様に接しさせていただくことの重要さを改めて肝に銘じました。

よく顧客第一主義という言葉が用いられます。ごく普通に使われているだけにあまり違和感がないようですが、私は違います。第一という概念は段階を常に意識させます。当然第二とか第三という順番があるはずです。これではその順番が時として逆転することも稀にあるのではないでしょうか。それこそ本末転倒です。ですから顧客第一主義を掲げている企業に対しては、私はあまり信用を置いておりません。ではどう考えるか。ピラミッド型から同心円型への転換です。同心円の中心に顧客を置くのです。これでは中心が動くことはありません。つまり顧客中心主義です。この考え方を私は次の職場でも貫くつもりです。・・・最終回へ
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(文月壱拾七日) 老兵は去るのみですが・・・そのB  プライベート

引継で結局公休も消化できずのようです。以前外資系にいたときは買い取ってくれたのですが、ここではそんなことはありえないようです。でもちょっとねえ。

朝の管理職の会議も参加不要となり、同時間に行っている若手というか新人の新聞の読み合わせに同席しました。辞めていくものがどうこう言うべきではないと口出しはしていませんが、どうも新聞の読み方が気になって仕方がありませんでした。日経新聞を全面的に否定する気はありませんが、やはり日本語の新聞だけを読んでいると、日経平均の上下動に一喜一憂する姿はいかがなものかと思います。

ご承知のように日本株式市場の売買高の過半数は外国人投資家が占めており、直近では3分の2近くまでシェアを上げています。当然彼らはドルやユーロ建てで運用しているのですから、為替の変動率を考慮しなければ全く意味がないはずです。最近は無料サイトでもドル建て日本株チャートが掲載されているようですから、常にチェックする必要があります。分析をするには、多数派の視線で見てみるのは、初歩の初歩ですし、ドル建てで市場を見なければならないし、世界の投資家が注目しているニュースは、日本語で書かれているとは限りません。

英語で読むのは大変ですが、主要な欧米新聞のトップページぐらいは見ておいて損はないと思います。FTトップはIEAがOPECに増産を要請とか出ていましたが、日本の新聞でこれを伝えているところはありません。石油ほど国際政治との関係が強いものはありません。現に日本が対米戦争に踏み込んだのは石油の禁輸措置がきっかけです。戦後60年以上経っても石油の重要性を掴みきれない日本政府は、ここのところの石油権益の放棄や断念は過去のトラウマを思い起こさせます。

日経だけが新聞ではないし、独善的な編集は退社しないと自由にモノが書けないという事例が目立つようになっていることは、読み会の彼らはどのくらい認識しているか心配です。

英語といっても「TOEIC」という試験だけを目標するのはこれまた世界標準ではありません。全世界の受験者の半数以上が日本人で、韓国人も合わせると9割が日韓の受験者であるのは、TOEICが北岡靖男氏の考案した日本生まれの試験だからです。・・・続く
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(文月壱拾六日 望) 赤い月  社会

毎日くどい話ばかり読むのは苦痛でしょうから(笑)、今日は老兵はお休みです。

ところで今日は日本で見られる6年ぶりの皆既月食でした。残念ながら本州では雲に遮られてイマイチだったと報道されていますが、皆様の処ではいかがだったでしょうか。ここ関西でも月明かりは見えるものの綺麗なお月様は見えませんでした。皆既月食で思い出すのは、中学生のときだったと思うのですが、実家の農作業を手伝っていたときのことでした。東の地平線近くに浮かんだ満月が徐々に欠けてゆき始めると、残された月の輝きが赤くなっていき、それはそれは神秘的でした。あの光景は忘れられません。

なぜ月食のとき月は赤くなるのか。月食とは当然太陽と月の間に地球があるわけで、本来の月光というのは当然太陽光を反射して輝いているわけです。皆既月食の時,月が完全に暗くならずに赤銅色に輝いて見えるのは,地球の大気を通り抜けた太陽の光に照らされているためなのです。波長の短い青い光は地球大気に散乱されやすく,波長の長い赤い光は大気を通り抜けやすいため,赤い光の方がたくさん月に届き,月が赤く見えるという理屈らしい。夕焼けが赤いのと同じ原理というわけ。ところが、大気中の塵が多いとその赤い光さえ、月に届かない場合もあるようです。そのときは月の姿がほとんど見えなくなるような真っ暗な月食になることもあるらしく、今日の月食は大気が綺麗な証拠でもあるというのは間違いかな。

それにしても自然の力は素晴らしいばかりです。
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(文月壱拾五日 旧盆) 老兵は去るのみですが・・・そのA  プライベート

私は直接お目にかかったことはないのですが、外資系会社でデッドの仕事をしておられる方が癌の再発をもろともせず、元気にHPをこうしておられる姿をサイト上で拝見するのを陰乍ら応援しております。彼が先般のサイトで、最近の若い外資系社員が後先考えずにセールスをしていることに嘆いておられたのを拝見しました。

元本保証でない商品を販売する証券会社の人間にとって、商品の妥当性で自分自身不安を覚えることは皆無ではないと思います。しかし、誠実に商品を提供することでお客様の信頼を得ることは可能だと思いますし、売りっぱなしということのないようにしたいものです。(そういうお前は会社を辞めて卑怯な奴だという声も覚悟しておりますが・・・)

また若い方に私なりに申し上げたいのは、この方面の知識については自分に任せてください、というスペシャリストになっていただきたいということがあります。もちろん、専門バカという言葉もありますし、ゼネラリストの優秀さも認めますが、人間全てにパーフェクトというのは土台無理な話です。人間というのは興味があることに対しては、当然貪欲に知識を得ようとするでしょうし、いやいやながら覚える商品知識ほど使い物にならないものです。続く・・・。
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(文月壱拾四日) 老兵は去るのみですが・・・その@  

会社の定例の異動が明日あるため、私の辞令は明日になる予定です。マネジャーから外れて何かあったの?と聞いているのはどのくらいいるのかと思いつつも、降格人事ですから連絡しにくいというのもあるだろうなどと想像するのも可笑しいものです。

私はこの仕事を28年間してきましたが、先週前任地の支店を訪れた際に、奇遇な話を聞かされました。社会人4年目に広島から大阪に転勤になり、引継でいろいろなお客様にお会いしました。そんな24年前に担当していたTさんという方が、この度この支店で口座を開設したときに、私のことが話題になったそうです。たまたま元Y証券に在籍していた人がいて、今尼崎にいますよというと、ちゃんと覚えていてくれていたのです。いやあ、お恥ずかしい限りですが、妙に嬉しく思いました。

当時28歳の私には荷が重いお客さんではありましたが、夜遅く東大阪の自宅に通った日々が昨日のことのように思えました。その頃の私はまだまだ未熟者で、Tさんには何とも頼りなかったようですが、それでも私の拙い話を聞いていただきました。まあ一生懸命やっていたのでしょうか。でも世の中、自分を見てくれている人は確実にいるのですね。それが上司であったり、同僚であったり、後輩であったりするのでしょうが、やはり命の次に大事なお金を運用する担当者と付き合うお客様が一番見ているのでしょう。

今週は老兵が去るにあたって、若い人たちに参考になればという話をしたいと思います。まあ、根っからのお節介者ですから、話がくどくなるかも知れませんがお許しください。
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(文月壱拾参日) 最近の若手は・・・  社会

この年になると、周りの同世代から「最近の若手は・・・」という言葉がよく出る。まあこの言葉は紀元前から言い古されたもので、特にどうこう言うものではない。確かに今の特に30代などは、物心ついたときは、ほとんどの人が身の回りにカラーTVや自家用車は当たり前にあり、学生時代にはイケイケのバブル経済を体験してしまい、社会に出るや、一気に不況が待っていて、おとなしくせざるを得なかった。そんな世代に、安定を求めるな、などといっても無理な話である。その下の20代も最近は貯蓄志向であると新聞は報じているようだから、この世代も安定志向なのかもしれないが、全体が超安定志向であれば、そこから「飛び出す」のは結構簡単なことになっているわけで、それはそれなりに羨ましいことだ。

ところで、私のように50代で転職するというのは、普通はラインから離れて別会社へというパターンが普通だし、定年を前に割増退職金を得て、独立するというケースもあるだろう。ただ、私の場合の「飛び出し」はそれとは違うし、要は私の独断と定住生活ができないジプシーのDNAがそうさせているのであって、これはこれで若いというか浅はかな判断かもしれない。でも人生リセットできるチャンスを7回も8回もあるというのは、一面では幸せなことかもしれない。
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