(長月九日 上弦) リコール  経済

昨日トヨタのカンバン方式を基礎にした本を紹介したが、もうそれは過去の出来事だったようだ。

ここ数日の新聞報道によると、といってもすべてベタ記事でほとんど人が気付いていないのではないか。最後の毎日新聞によると合計47万台のリコールを国土交通省に届けている。そこで調べてみると愕然とした。トヨタのこれまでのリコールは、2002年に46万台、2003年98万台、2004年には188万台となっていた。2004年の同社の国内販売台数は174万台である。なんと販売台数をリコール台数が上回っていたのである。天国の大野氏はこの現実をどう見るのだろうか。そして、2005年は日本で188万台、アメリカで229万台、2006年は日米210万台と、リコールは止まるところを知らない。

さらにFTなど海外紙では派手にこのリコール記事を報じており、これだけ不良品が生じればユーザーの評価が落ちるのは当たり前だ。北米の消費者団体コンシューマーレポートは信頼できる車種リストからトヨタ3車種が脱落している。結構、経済ニュースでは大きい記事だが、日本のメディアでは大きく取り上げない。大スポンサーの失態を暴くという発想は封印されているということだ。大企業の悪いニュースは流れないという事実に日本の投資家は注意すべきなのだ。

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