(霜月廿弐日 下弦) 大晦日  プライベート

2007年が終わろうとしている。今年は転職もあり、自分自身いろいろあった年でもあった。しかし、この転職を境にした業界の暗転はいかんとも仕方なかった。サブプライム問題が原因になったとはいえ、所詮は人間がおこなってきた問題なのだから、自然災害から考えれば些細なことかもしれない。

しかし、リスクの分散というお題目はあっただろうが、金儲けの手段であることには変わりない。回転が効いている間は誰もがバケツリレーのようにリスクを取ることもなく、意気揚々と高金利を得られるが、一度歯車が狂えばリスクの嵐に漕ぎ出す小舟でしかない。歴史は繰り返すというのは簡単だが、簡単な罠に嵌まり込むのも人間である。

来年はわが家族にとっても5年ぶりに一同が一緒に生活することになるはずである。そのための転職であり、何とか家族の幸せのために親父は奮闘するだけなのだ。でも我が娘は「行かない」を今も繰り返しており、これが最大の障害なのである。田舎の自由な生活が身についた彼女の心をどう和らげる、しんどい宿題である。
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(霜月廿壱日) 再起の紫  スポーツ

サッカーJ2への降格が決まったサンフレッチェの快進撃が続いている。昨日の天皇杯セミファイナルではJ1上位のガンバを3対1で撃破し、元旦の決勝に進出した。北京オリンピック代表のMF柏木が警告累積で決勝に出られないのは残念だが、Jリーグチャンピオンのアントラーズとの対戦は苦戦は予想されるものの、失うものは何もないのだから、精一杯のプレーを期待したい。

しかし、それにしてもタレントは結構いるのに、このチームがJ2に降格するとは誰が予想しただろうか。もちろん守備のリーダーがいなく、本来MFがDFをやるようでは、プロではそんな小手先では攻撃をかわせない。それを早く改善できなかったスタッフの失敗は追及されなければならない。

しかし、その屈辱を経て天皇杯のゲームをすることのモチベーションをよく維持したものだ。選手の気力を称えたいといいたいところだが、あと1試合何とか栄冠をつかんでほしい。そういえば、今年のお笑いのM1グランプリでも、敗者復活のサンドイッチマンが優勝したではないか。広島の意地を見せてほしいものだ。

今日のスポーツニュースを見ていたら、高校ラグビーでも尾道高校が前年覇者の東海大仰星を破って3回戦に進んでいる。苦戦が予想させるチームが勝つ快感はたまらないものである。
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2007/12/29(霜月廿日) 帰省  プライベート

分散帰省とは思いつつも何とか座席だけは確保したかったので、今日は5時おきで6時25分新大阪発の「レールスター」で広島に向う。今回は次男と一緒である。彼は3月以来の広島であり、3年間の高校生活を広島で送っていた。

隣同士では席が取れなかったので、離れて座っていたが、レールスターの指定席はグリーン車並みの2列座席なので、比較的ゆっくりできる。当然昨日のことがあったので、座るや否やZZZ。ただ、乗り過ごしてはという気が強く、浅い眠りでなかなか疲れは取れない。

広島駅に降りると結構ひんやりして、天気予報の年末年始の寒さを予感させるようだった。宇品に着いたのが8時半過ぎとあって、愚妻たちが着くのが10時なのでたっぷり時間はある。ゆっくり朝食をとってのんびり過ごすが、こういう時はDSで時間を稼ぐに限る。やはりゲーム脳というのは人間を退化させているという気がする。あっという間に1時間ぐらいは過ぎていく。

フェリーが到着し、いつもの顔が見えるのだが、娘は次男が来ることを予想していなかったのか、いきなり「バイバイ」で弟をがっかりさせる。まあ、時間が過ぎれば状況が飲み込めてきたようですが、ははは。今日は愚妻が仕事があるので、早めに市内の用事を済ませ、江田島へ帰ることにする。帰省の車も少なく、道路が混むこともなくスムーズに家路に着いた。ちょっとのんびり出来る年末年始である。
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(霜月壱拾九日) 大納会  プライベート

今年は曜日の関係で本日が今年最後の営業日である。普段は30日ということで慌しい年末年始となるのだが、年末に3日も休日があると、移動をしなければいけない者は本当に助かる。完全週休二日制となったのははっきり覚えていない。銀行が31日まで営業していて、証券会社は御用納めの28日と同一だったのに、折衷案だったのだろうか30日が大納会となってしまった。世間はもう仕事納めを過ぎているのに、何か時間だけが過ぎていく空しさを感じたものだ。

ほとんどの会社が今日までということもあり、今日は京都の会社を年末挨拶で回る。本来ならばこの時期の京都は天気が悪くなれば雪だろうが、今日はけっこう本降りの雨雨雨。本当に季節感はなくなりつつある。最後の企業を終えたのが5時前で、これにて今年の仕事は終わり。色々なことが公私共々あった2007年だった。

そういう年を終えるにあたって、最後はこの店と選んだのが、「楽庵」である。この店の素材はなかなか他ではありつけない。美味いものを食べれば酒も進む。少しカラオケもしてほろ酔い気分で地下鉄からJR京都駅、そして西宮に帰る予定だったのだが、気がつけば地下鉄最終の竹田駅。ここから京都、奈良、大阪、兵庫と悪戦苦闘が続くのである。気がつけば東京まで行ける時間が過ぎていた。事件に巻き込まれなかったのが幸いで、傘を無くしただけで終わった。深酒はあかんなあ。
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(霜月壱拾八日) 一人当たりのGDP  経済

2006年の国民一人当たりのGDPはOECD加盟30カ国のなかで、18位に転落していた。6年連続の下落であり、1993年にルクセンブルクに次いで2位だった勢いは完全に失われている。さらにこの10年前に比べて、一人当たりのGDPは減少しているのは加盟国の中で日本だけである。はるか下だった韓国にも追い上げられて、今回ではすぐ下にまで接近している。国力の衰えというのは、高齢化のスピードとともに世界の中では異様な速さで進んでいるようだ。

しかし、大勢の人はそうした実感など何もなく、日々を過ごしているのではないだろうか。日本の国家予算など右肩上がりの時代など遠い過去なのに、いまだに前年比ばかり気にしているようで、大局観は全くない。日本の富が失われている以上、使い方を考えなければ、カルタゴの滅亡どころではない悲劇が将来生じる可能性もあるのではないだろうか。

それと国際価格はいつもドルベースで表示されているので、ピンと来ないのだろうが、ユーロの実力は相当なものになっていることを今回の発表で改めて認識した。ユーロでの資産運用の重要度が増しているのである。
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(霜月壱拾七日) 和み家 春の  ぐるめ

会社の有志で忘年会。場所は肥後橋郵便局の西である。細い鰻の寝床のような通路のなかほどにあった。落ち着いた和風の引き戸を開けると、これが店名通りの「和み」にふさわしい雰囲気である。早速テーブルというか個室のように仕切られた4人がけの席に通される。今夜は「てっちり」である。まずはビールで乾杯!(一人はお酒がダメですが。)肴は湯引きだが、これが結構ボリュームがあって満足な味とともに胃袋へ。そこへ「てっさ」と唐揚、酒はひれ酒に変わり、アルコールを飛ばして妖しいパープルの光に酔わされる。ここの唐揚は美味いの一言。

で、メインの「てっちり」、これが野菜はどこだ?というぐらいの河豚の洪水なのだ。すげぇえ〜。4人前というより普通の店より5割増ぐらいかな。早速ポン酢にくぐらせてかぶりつく。大阪の冬はやっぱ、「てっちり」でんな。(^0^)
そこへこれでもかという量の白子がやってくる。本当は焼いてもらいたいところだが、今日は鍋の中へ。外はアツアツ、中は濃厚なとろみが口の中で弾けだす。絶品です。ははは。笑うしかないなあ、美味いものを食うと。

〆は当然雑炊!美味しくて半分ぐらいは私が食べたかな。ご馳走様です。いやあ、おなかぱんぱん。食べるのに忙しくてあまり飲まなかったが、今日はこの河豚を食べればいうことはない。これでひとり1万円。安いわ、紹介者のコネがあるとはいえ、FCの店では絶対食べられないものでした。

気のおけない仲間と語らい、鍋を囲むのは最高です。いい忘年会でした。仲間にありがとうの感謝をするばかりだ。この間のちょっと気まずい会はもう忘れましたわ、ははは。
大阪市西区江戸堀1-9-14江戸堀双葉ビル103
TEL:06-6444-7411(最寄り駅:地下鉄四つ橋線肥後橋駅)
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(霜月壱拾六日) 不動党  スポーツ

今年の女子ゴルフは桃子一色だった。桜も桃のあでやかさと強さにはかなわなかった。自己のブログが炎上するような自意識の高揚が、他者を圧倒し続けた。元女王もその一人だったのかもしれない。不動裕理その人である。賞金女王を続けていたときは計37勝、V9の樋口久子が「私の72勝を追い越すかもしれない」と目を見張っていたが、昨年今年と各2勝と低迷し、特に今年は2位が4度とあと一歩勝負運がなかった。ゴルフ一途の職人も燃え尽き症候群からの脱却は困難なのだろうか。

最近の女子ツアーでは試合後遅くまで居残って練習する選手が増えている。これも不動がお手本である。最初に不動を脅かした宮里藍がそれをまねて、大山志保もオフの地道な練習を不動に見習った。それが大山を昨年の賞金女王へと駆け上らせた。常に練習の虫だった不動の頂点は2003年の年間10勝という前人未到の記録を達成したときだろうか。しかし、女子ツアーブームのなかで「私は脇役」と困惑している彼女がこのところやや勝負強さが影を潜めているのは寂しい限りだ。

本人は脇役というが、試合会場には「不動党」とプリントされた缶バッジをつけたファンも多い。海外での試合には追っかけさえいる。あの強い不動が来年復活することを祈るばかりである。
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