(睦月廿六日 雛祭り) AIGの凄さ  金融

先週のNY市場はAIGの巨額損失発表がきっかけとなって大幅安となり、今日の東京市場をはじめ、アジア市場は軒並み下落した。しかし、よく見るとこのAIG、通期で見れば150億ドルの損失をこなして62億ドルの黒字を計上しているのである。いやあ、「恐るべしAIG」である。これは損保と生保の両部門でそれぞれ100億ドル!!!の営業利益を上げているからである。

さらにAIGは今回の決算で、77Pの決算参考資料のほかに、損失関連で54P,さらに122Pにおよぶ詳細な事情説明資料を使って投資家に説明しているのである。AIGは東証に上場しているのですから、東証はこの丁寧なディスクロジャーに敬意を払わなければならないかもしれない。(でも全文勿論英語ですが、、、)

やはり、今回のことは、マーチン・サリバンCEOとウィン・ヌーガーCIOが全社の資産状況をよく把握できていなかったことに原因がある。それというのもサリバンは損保出身で資産運用については専門外であり、ヌーガーが資産運用管轄だが、問題になったファイナンシャルプロダクツは別のラインだったはずである。だからこそ詳細なデータを並べて、前会長のグリーンバーグの責にしようという魂胆だったのかもしれない。
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