(睦月廿七日) 101pバスト  社会

今日のスポーツ新聞はお題目の文字が躍っていたが、あの日経でも社会面のちょうど真ん中に掲載されていた。最もこの軽微な犯罪裁判が乗ったのは、電車で新聞を読むお父さんを元気付けるためではない。実はこの裁判は大きな問題を示唆しているのである。

一審で有罪になったのは、被告側が犯行現場の再現実験を申請したのだが、一審裁判官は拒否したのである。したがって結論は当然有罪となった。「事実の認定は証拠による」というのは刑事訴訟法317条に定められているが、この法律はいいかげんなことに、証拠の証明力は裁判官の自由な判断に委ねると次の318条に定めているのである。つまり裁判官の自由裁量なのである。どうですか、皆様ご存知でした?これでは裁判官を全能の神と称していることになり、イカサマ以外の何者でもない。

大雑把に言えば、多くの裁判官はたくさんの公判を担当しており、その対応に苦慮しており、早く結審しないと昇進の芽は摘まれてしまうのが現実である。したがって事件の再現なんてほとんどなく、今回のバスト101pに目がくらんだ裁判官の気まぐれみたいなものである。

また昨日は新幹線で朝日放送社員が公然猥褻罪で逮捕されているが、本人は否認しているとの報道もあった。それでも私はしていない、ではないが世の中何が起こるかわからない。そのためにも今の刑事訴訟法の不備を指摘する政治家はいないのだろうか。

裁判官も人の子であるし、中には相当のワルもいる。したがって彼らの云うとおりに物事を進めていくと、えらいことになるのである。
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