(睦月廿八日 啓蟄) 年金運用  金融

今日の新聞の経済面では、公的年金の積立金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人が、10-12月の四半期の運用損が1兆5348億円に達したと報じている。通期の運用実績も5年ぶりに赤字になりそうだという。10−12月の内容は国内債券の運用利回りは1.3%のプラスだったが、国内株式は円高による株安の進行を受けマイナス8.96%と低迷。外国株式も4.80%のマイナスで、全体の運用利回りもマイナス1.67%だった。

年金の資金は長期視野の運用なのだから、1年や2年の短期的な下落は気にすることはない。長期投資なのだから上がることもあれば下がることもある。これが当たり前なのである。しかし、ではこれでいいのだろうか。

長期投資というのは投資対象が期待通りに長期的に収益を上げられるかというウォッチングである。この目利きが資産配分を決めるのである。したがって、資産配分は運用成績がベンチマークである株価指数とどれだけ乖離しているかをチェックするよりも重要なことである。

国内株から果たして5〜10%程度の平均リターンが得られるかどうかの吟味が足りないように思える。日本経済の長期成長率や企業の配当利回りを考えれば、国内株に固守する必要が果たしてあるのだろうか。
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