(如月五日) 日銀総裁  金融

中央銀行である日本銀行の本質は、通貨をインフレなどから守ることにある。そのためには現在マネーに国境がなくなり、自由に資金が行き来しているのだから、世界の中央銀行と密接に連絡を取り、信頼関係をつくって連携して動かなければならない。それはヘッジファンドなど巨額な投機資金によって円が取引されているからでもある。

かたや、現在の天井知らずの国債をはじめとする公債発行残高があるときは、財政当局に国債増発や日銀の国債引き受けを求めやすくなる。郵貯や簡保など公的機関が44%も国債を引き受けているのだから、日銀総裁は財務省と対立する立場にある。事務次官出身が未来永劫総裁になれないというわけではなく、現在の国債残高が異常であるかぎりは少なくとも財務省に関係のない人から選ぶべきではないか。

とすれば、山口元副総裁あたりが適任と思われるが、どうだろう。BIS総裁にも推された実力は今の国際協調が必要な時に発揮できるのではないか。
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