(如月九日) 念願  スポーツ

準優勝という冠しか無かったチームに念願の優勝が舞い込んできた。三洋電機ラグビー部、元々は東京三洋時代に群馬県太田市に拠点を置いた名門である。1990年代は7連覇を成し遂げた神戸製鋼の常に引き立て役に甘んじていた。当時の闘将宮地監督が今日秩父宮で胴上げされている姿に一ラグビーファンとして熱いものがこみ上げてきた。現監督の宮本氏も男泣きである。これら全て相手サントリーの清宮を倒したいの一念からだったのではないか。

トップリーグ全勝記録という快記録を「たまたま勝っただけ」といわれれば、そりゃ怒るだろう。でも試合開始から三洋ペースで試合が進み、特に三洋の外国人がやたら活躍するのを見ていると、終了後の恨み節が聞こえてきそうだった。逆にサントリーは外国人はニコラス一人が孤軍奮闘で、ハイタックルもペナルティを取ってもらえず、出血で一時退場になるなど散々だった。

三洋のセンター、ウイングは全員関東学院大出身だし、相手のサントリーは監督をはじめ主力選手が早稲田とあれば、これまたモチベーションは高くならざるを得なかったはずだ。清宮ももう少しマウスがおとなしければいいのだろうが、それをしないのが彼の特徴でもある。でもこれで日本のラグビーのレベルが上がるかどうかは別物。今日のトニー・ブラウンの動きを見れば、世界との力の差は歴然である。
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