(如月廿弐日) ダイエーの凋落  経済

家族の買い物でダイエー甲子園店に行った。今はイオン傘下となったダイエーだが、バブル時代のダイエーの旗艦店としてその名を馳せた。創業者が店を訪れた際には、大名行列の如く店員がその後に続いていたのを思い出す。春夏の高校野球や阪神のホームタウンである甲子園球場の目の前にしているだけに、圧倒的な地の利があった。

しかし、今日訪れた店には過去の栄光は全くなかった。休日の駐車場は溢れかえっていたのに、屋上駐車場は閉鎖されるほどであまりの差に驚くばかりである。当然店内も人は少なく店員のほうが目立つぐらいで、活気がないの一言に尽きる。この間規模の小さい西宮店に行ったのだが、それよりもひどかった。

イオン傘下ということでトップバリューの製品も多く、ダイエーオリジナルのセービングはどこにあるのか分からない。ダイエーの名前を残している理由が分からなく、店の中も中途半端では今の消費者は集まってこない。さらに阪神パーク跡地に進出した「ららぽーと甲子園」はイトーヨーカ堂を中核としたショッピングモールが集客力を発揮している。

店内の家電専門店「ベスト電器」も中途半端な店造りでぱっとしない。流行っているのは立ち読みが目立つ書店だけというのではあまりにも情けない。日本の小売の不振の象徴のようである。
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