(卯月廿七日) やっちゃん  プライベート

東京にやってきて土日が空いたので、歯の治療を名目に埼玉・鴻巣へ向う。夕方5時の予約を取って、地下鉄・高崎線と乗り継いで、来ましたよ、K先生のところへ。以前のカルテの住所や年齢が5年前になっているのだから、時の経つのは早いものである。彼のところの長男はもう4歳になっているし、下の子はもう8ヶ月。こちらが年を取るはずである。

さらに後輩を入れてスタッフを増やして、仕事は順調のようである。数年前目の手術で一時はどうなるかと思ったが、今はダイエット?に励んでいるようだ。さて歯石をその後輩君にとってもらったが、丁寧な治療でK先生よりもいいよと激励する(笑)。

矯正のプロF先生も来ていたので、目指すは坂戸の「焼肉やっちゃん」。私は北本のスーパー銭湯でゆっくりさせてもらって、治療終了の9時に車でGO!相変わらぬ美味さで、本当に死ぬほど食べまくる。一週間ぐらいのカロリーを摂取できたのでないかな。でも話はすこし真剣な話が多くて、世の中いろいろな人間がいるということを痛感する。でも対処を間違えると、とんでもない事件に巻き込まれるということだ。自戒するばかりである。

しかし、毎度のことながらご馳走様でした。K先生。
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(卯月廿六日) 想像力の欠如  社会

東京江東区の「女性行方不明」事件で報道されていることは、これまであった事件報道と同様に警察情報を垂れ流ししているだけである。同じ階の住人が不法侵入で逮捕され、供述が「死体を切り刻んでトイレに流した」という猟奇的なもので、「近くの下水管から人骨を発見」との報道がなされている。供述しているのだから、この捜査は当然だし、あとでやっていませんと証言を翻したら目も当てられない。

でも本当に切り刻んでトイレに流したのだろうか。普通のトイレであれば、大量のトイレットペーパーだけで詰まることもある。さらに鶏一羽を解体するのでさえ、素人には大変な労力を要することは明らかであり、大の大人を切り刻み、トイレに流せば簡単に詰まると思うのが当たり前ではないか。

普通に考えれば、共犯者がいるか、室内捜査でトイレや風呂は見たが洗濯機の中は見ていないとかで、燃えるごみとして何回かにわけて持ち出したのではないか。捜査員が大勢いる中でそんなことができるのかといわれるかもしれないが、殺してしまったのだから「なんとか逮捕を免れたい」と考えれば、当然の行動である。さらに捜査の手抜かりが重なって死体遺棄が完了してしまったということだろう。これが普通の我々の理解の範囲内である。

単に警察の情報を流すだけでメディアの責任を果たしているとすれば、さっさと免許を返上したほうがいいのではないか。
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(卯月廿五日) マーゴス  ぐるめ

いやあ、何年ぶりだろう、新宿の雑踏は。参宮橋の「マーゴス」に茅場町から行くのはいろいろなルートがあるが、九段下―新宿―参宮橋を選んだら、小田急への乗換えで時間を食ってしまった。なんか景色が違っているので迷ってしまった。さらに小田急で事故があったようでホームは溢れかえっており、おろおろしてしまいましたよ。なにせ新人君も一緒でしたし。

参宮橋で降りると懐かしい景色の中にありましたよ、マーゴスが。変わっていないし、渡辺さんは何か若くなったような気がしたが、「久しぶり」と気軽に声をかけてくれると、東京に舞い戻ってきたのも悪くないなと感じ入ってしまう。今日の相手のベルデ君が上ヶ原で急行に乗ってしまったということで、ちょっと遅れるとのメールが来たので、先にCAVAを飲み始める。いやあ、いいねえ。相棒の新人君もあまり飲まないのだが、これは飲みやすいですねといってくれるし、渡辺さんのチョイスは相変わらずだ。そしてこれにハモンがあれば、もう十分である。そうこうするうちにやってきました、ベルデ君。え?なんか小さくなったというか締まったのかなあ、さすがに社会人大学院に行っていたことで、若さを取り戻したのかな。でも最近はうどんばかり食っているので、うどんダイエットかな、ははは。

時の過ぎ行くままにワインが胃の中に流れていく。いいねえ、飲み友達というのは。ところが、大事なことを忘れていましたよ。新人君、明日は内部管理者資格試験の受験日でしたよ。ベルデ君は難しいよと脅かすし、もし落ちてそれがこの食事が原因と知れたら大変だあ。でも飲みすぎで帰りの地下鉄で起こしてくれるなど、落ち着いている新人君を見ていたら多分大丈夫でしょう。
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(卯月廿四日 下弦) 餃子の王将  経済

東京に来ると、関西にはどこにでもある餃子の王将がないのはなぜだろうかという疑問がいつもあったのだが、今日東証で決算説明会があって、ようやくその理由がわかった。この会社は原材料上昇など売上・利益の減少に悩む他の外食産業を尻目に、増収増益を果たしている稀な会社でもある。それには死に物狂いの社員の頑張りがあることは今日の説明でよくわかったが、その原因は発想の転換にある。

ほとんどの外食産業が店舗で調理をすることなく、セントラルキッチン方式で均一のメニューでコストカットに努めている。ところが、王将は全店で共通のメニューといえば餃子ぐらいで、他は全て現場の店長に任されているのである。したがって、A店である○○セットはB店ではないのが当たり前なのである。なかには店舗面積は小さいのに中型店並の売上を誇っている店もあるが、これは圧倒的なお持ち帰りでカバーしているのである。店それぞれの個性で自立を競争させ、報奨金でインセンティブを煽るという本当にわかりやすい手段をとっているのである。

数字が先行する普通の説明会よりも眠気もなく、気分よく聞かせてもらったが、質問タイムで、どこかのアナリストが某外食産業と同様のイメージを抱くが、などと、それまでの専務の話を聞いていたのかよ、お前は!という質問をするのには呆れるばかり。デスクに座って数字ばかり追っていて、現場を知らないこんなFMにお金を預けている運用機関は最低ですよ。

でも関西よりも餃子で20円、チャーハンで50円ほど東京のほうが高いって知ってました?やっぱり賃貸料の東西の差は大きいようです。
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(卯月廿参日) 変身WSJ  経済

ほとんどのメディアがオンラインサービスを充実させている中で、老舗の意地かどうかわからないが、有料オンラインとして不動の地位?を維持していたウォールストリート・ジャーナルが紙面を大きく変えていることに気付いているだろうか。メディア王のルパート・マードックが率いるニューズ・コーポレーションの傘下に入って以来、紙面の性格を大きく変更している。そもそも一面はアメリカのローカル紙といわれたようにアメリカ経済のことばかり書かれていた。ところが、調べによると、一面は経済ニュースが半減し、政治報道が3倍以上増えているとのことだ。これは大統領選挙の年でもあり、民主党のデッドヒートがそれを煽ったともいえよう。

さらに特筆すべきなのが、アメリカが関係していない海外ニュースの割合が、NYタイムズより多くなったというのだから、昔からのWSJ愛好者はまさに驚くばかりだ。マードックはNYタイムズをライバル視しているようで、宣戦布告しているようである。この作戦、結構公表のようで家庭の個人の購読者が増加し、オンライン版も調子がいいらしい。

しかし、昨年5月に編集長になったブロクリ氏が先月終わりに辞任したりと、マードックと編集方針で対立が目立っているとも言われる。日本の新聞社も誰かが買収すれば、ちょっと危機感も出てきて良くなるということはないだろうか。
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(卯月廿弐日) 外食の苦難  経済

午前中に首都圏でふぐ料理を展開している会社の説明会があった。中間期ということもあって、社長と管理部長という少数精鋭?でおこなわれたが、さすがに直前で下方修正しているだけに、落ち着かない様子で、しばしば愚痴が出る。仕方が無いだろうが、もう少し原因を考え今後の経営の方針を考えてほしい。

そこで気がついたのだが、関東、特に東京都と関西では、ふぐの調理師免許の基準がかなり異なるのに気付いた。東京では2年間いわゆる修行が必要で、それからようやく免状取得のスタートに立つのに対して、関西では簡単な講習を受ければ、早い時期にふぐ調理の資格が得られるらしい。結構関西のふぐ料理店は素人に近い人たちがさばいているということになる。関東では想像できないほど、関西人のふぐ好きはすごい。鍋で一番はてっちりだし、さほど味では他の魚のほうが美味いと私は思うのだが、てっさもすぐ無くなってしまう。

それに関西では天然、養殖といっても美味い物であればそれでいいという味第一という不文律があるのに対して、関東では養殖に偏見があるように見える。要は見栄えというか肩書きというか、名前が優先するということかな。安くて美味いものに越したことはないというのと、美味ければ高くて当たり前という文化の差は大きい。でもこの感覚がないと大阪の企業が東京で儲からないのだから、悩ましいところである。

しかし、今日の社長の言葉を借りれば、食の偽装というのはどこにでもある話で、いかに表に出ないかというのが企業の力ということかとさえ思えてきた。もちろんこの会社が偽装しているというのではないが、それとなく言われた店は反論してもいいのかな。今度取材に行こう。
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(卯月廿壱日) 過剰報道  社会

情報を全て得る立場にないので、無責任な発言となるかもしれないが、今回の山梨県内の裁判所女性職員に対するストーカー規制法違反容疑逮捕事件に関するマスコミ報道は人権侵害に相当するのではないかと思っている。たとえば日経新聞はこう報じた。

《山梨県警は21日、裁判所職員の女性に面会を迫るメールを送ったとし××××容疑者(55)=写真=を逮捕した。調べによると、××容疑者は甲府地、家裁××支部長だった2月19日ごろから3月19日ごろまでの間、好意を持っていた山梨県内の裁判所職員の20代の女性に、「今度いつ会えるかなぁ」「今晩は何してるの?」などと面会を迫るメールを10数回送った疑い。県警によると、××容疑者は既婚者で、山梨県内外のインターネットカフェのパソコンからフリーメールを使い、女性の携帯電話にメールを送っていたという。》

これで送検できるかは微妙であり(ストーカー規制法は、恋愛感情やその裏返しとしての怨恨があったことを要件にしているため)そして、一ヶ月に10数回のメールで逮捕されるのか、という疑問が一切湧かない記者の神経を心配する。そもそも他人の人生を破壊してもなんとも思わない記事の群れが垂れ流されている現状には憂慮するばかりだ。

裁判官としての資質として批判すべきことは批判すべきだが、これまで裁判官批判について黙っておいて、この一連の報道は度を過ぎている。裁判員制度が間近に迫っているからと言って、何でも官をクサしておけば良いというのはおかしいのではないか。正常な判断を逸脱しているとしか思えない。
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