(弥生廿八日 憲法記念日) 知的整理法革命  読書

中央公論5月号に「達人たちが語る知的整理法革命」として特集がなされている。寄稿者は整理といえばこの人、というか過去の人?野口悠紀男、ITの梅田望夫、その他外山滋比古、佐藤優、勝間和代、茂木健一郎という時の人がラインナップされている。

このなかで1983年の刊行にもかかわらず、最近の第三次「知的ブーム」により、文庫部門でトップに躍り出た『思考の整理学』の著者である外山滋比古の話が目に止まった。《記憶力が優れ、知識が豊富なヒトは。思考力に乏しい。逆に、思考力があって面白い考え方をするヒトは、どちらかというと不勉強である。〔中略〕思考力が最も旺盛なのは赤ん坊です。初期の段階は知識がゼロに近い状態だから、あらゆるものを考え、感じ、認識していく。》

そして驚嘆したのは佐藤優の執筆枚数に関する告白である。この二月に書いた新聞雑誌の原稿は57本。これに文庫本の解説書きが2本。400字詰原稿用紙に換算すると1100枚、このほかに対談原稿の直しがあり、これが200枚、さらに単行本の原稿を200枚、となると合計は1500枚である。毎月大量に書く生活を送り、過労がたたって香港で吐血して亡くなった梶山季之が1969年10月に活字になった一ヶ月の原稿が1124枚で、これが最高記録とされているので、佐藤の枚数はこれを超えるものであり、驚嘆そのものである。

佐藤さん、過労死に気をつけてください、はい。
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