(卯月壱日 こどもの日 立夏 朔) 暖春の旅  政治

中国の胡錦濤主席が来日する日が近づいて、日本人記者とのインタビューなどがマスコミに報じられている。主席は今回の訪問を「暖春の旅」と位置づけているようだが、風薫る5月に暖春はないなあというのは日本人の実感だろうし、日中関係がまだまだ風薫るような状況でもないという指摘ならば、それはそれで正しい認識といえるかもしれない。

今日の産経新聞は先の長野での聖火リレーでの中国人の悪態を一面で報じているが、他のメディアは今回の訪日を前にどういった判断をするのであろうか。あの長野ではメディアでは報じられなかった裏の事情があったことはいうまでもない。五輪旗も日の丸もない聖火リレーで10年前の長野五輪のイメージが崩れてしまったと思うのは私だけではないだろう。隣の韓国では暴力行為をした中国人留学生を捜索して立件しようとしているが、法治国家であれば当たり前のことをしているだけで、自国民を軽んじる現在の福田政権などどこかの傀儡ではないかと疑われても不思議ではない。

日中の相容れられない意識というものは、朝日新聞的に言えば、駄目なこととされるだろうが、互いの差異を求めることから互いを尊重できることが始まるわけで、嫌な奴なのに酒を呑んで肩をポンポンとしてよかれとする相手ほど難儀なものはない。これは国家同士の付き合いも同じだろう。従って日本人としては相手に媚を売るのではなく、きちんと自ら説明できる日本国や日本人というものを持たなくてはならないのではないか。
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