(卯月四日) 今時の・・・  社会

上司として部下とどう付き合うかというのは会社組織としては、永遠のテーマであろう。最近は女性ばかりでなく若い男性の出世意欲も薄くなっているといわれ、部下を持ちたくない、上司になりたくないという人も多い。

よく上司は選べないというが、実際問題、部下も選べないのがほとんどではないか。思いもよらぬ部下が自分のところに配属されて苦渋している上司も多いだろう。そもそも自分が部下でいるときは、上司が気に入らなければ悪口を言っていればよかっただろうが、自分の部下についてむやみに悪口を言うことはできないものである。

部下をもつと「今時の若いやつは…」という不満をどうしても持ってしまいがちである。毎年四月に今年の新入社員は○○型とか報じられることがある。今年は「カーリング型」と記憶しているが、ある年に「お子様ランチ型」と命名され、何でも揃って綺麗だが、幼さが抜けず歯ごたえが無い、と評されたが、そうだ、その通りだと膝を打つ上司も多いのではないか。ところが、このお子様ランチ型は、私が社会人になった昭和54年なのである。

つまり30年前から「今時の若いやつは…」だったのである。こういいたがるのは老化現象のようなもので、かつての自分に対するただの郷愁に過ぎない。多くの人にとって20代の自分はいいものである。それは仕方が無いことかもしれないが、あくまで自分にとって、自分の20代の頃が良いだけのことである。自分の時代の若者が優秀でやる気があって、今の若者がダメというわけではないのである。

今時の…と愚痴をこぼすのはストレス解消に見えるかもしれないが、会社の同期や同窓生と集まって「今時の若者は…」といっても何の解決にもならないのである。
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